くらし 地産地消 地元野菜の直売会で、地域の恵みを味わおう

住宅地のイメージが強い港南区ですが、実は区内には農地が多くあります。地元で農業を営む皆さんは、地域の食卓に季節を感じられる、安心・安全な食材を届けたいという思いで、日々土と向き合い、おいしい野菜を育てています。
そんな地産地消の野菜を身近に感じてもらえるよう、区では年2回直売会を開催しています。作り手の顔が見える、地元の旬を味わってみませんか?

■畑から食卓へ
区内で農業を営む、お二人にお話を伺いました。

◇根本さん
円海山の麓で、年間30品目の野菜を作付けし、安心・安全を心掛けて栽培しています。「地元で育てたものを地元の人に食べてもらいたい」という思いから、直売会や飲食店向けに販売しています。一部の野菜は、地元の子ども食堂に提供しています。地域の「うれしい」に、少しでも貢献できればと思っています。
◇小原さん
この地で祖父が育てていた野菜の味を再現し、超えることを目指して努力しています。中でもトマトは、甘みと濃い味が特徴で、召し上がった多くの方に「違い」を感じていただけると思います。区の直売会では、皆さんと直接会話しながら販売でき、野菜の味だけではなく、作り手の思いも伝えられる場として大切にしています。

■直売会
お二人が作った野菜も直売会に並びます。
実際に、生産者の皆さんと野菜の食べ方などについてお話しながら購入していく人も多く見られました。

■地産地消のすすめ
「地産地消」は、地域の農業を応援するだけでなく、環境にもやさしい取り組みです。
輸送距離が短いため、トラックなどによるCO2排出量が抑えられ、包装資材も少なくて済むなど、環境負荷の軽減につながります。
区では、こうした活動を通じて、持続可能なまちづくりを進めています。

■直売会は秋にも開催予定!
詳しい日程は、11月頃、広報よこはま港南区版などでお知らせします。GREEN×EXPO 2027の開催に向けて、地元の「農」と「食」にもご注目ください!
・一部日程には、野菜摂取状況を測定できる「ベジメータ」も登場予定
・秋の直売会では、大根や白菜などを販売予定
※収穫状況等により、販売される野菜の種類は変更になる場合があります

◎「横浜の農」についてはこの後に掲載しています。

問合せ:区役所企画調整係
【電話】045-847-8327
【FAX】045-846-2483