くらし データで知る かわさきってこんなまち

このコーナーでは、市に関連するデータを活用し、川崎の魅力を紹介していきます。

■第4回 麻生区が長寿日本一の理由を調査!
5年に厚生労働省が公表した「令和2年市区町村別生命表」で、麻生区が、男性84.0歳、女性89.2歳と男女ともに平均寿命が全国で最も長いことが分かり、長寿日本一として話題になりました。
今回は、4年度に市が行った高齢者実態調査の中から、市民の健康意識にまつわるデータを紹介します。

次のグラフは、市内在住の65歳以上の高齢者(要介護者などを除く)への健康意識に関わる調査の結果を区ごとに表しています。グラフでは、麻生区が88.2%と7区で一番高くなっています。

川崎区:82.3%
幸区:82.0%
中原区:86.4%
高津区:83.1%
宮前区:85.8%
多摩区:85.4%
麻生区:88.2%

◇データクイズ
このグラフは何の割合を示したグラフでしょうか?
(1)家族・友人などと楽しくおしゃべりしている人
(2)腕立て、腹筋、スクワットを毎日100回以上行っている人
(3)15分くらい続けて歩くことができるし、歩いている人

◇データクイズの答え
答えは(3)です。麻生区の88.2%の人が、15分くらいなら歩くことができるし、歩いていると答えていることが分かります。
都市部にありながらも緑豊かな環境や、区民の健康意識が高いことなどが「長寿日本一」につながったと考えられます。