- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県川崎市川崎区
- 広報紙名 : かわさき市政だより 川崎区版 2025年4月号
■笑いでつながり支え合う
~川崎区らしい地域包括ケアシステムの推進に向けて~
ここは小田老人いこいの家。この日も落語de地ケア出前講座に多くの人が参加しました。
6年度は区内で30回開催し、1,200人以上の人が楽しみました。
笑いの効能についてはさまざまな研究がされており、幸せな気分になったり、免疫機能が向上するなど、心と体の健康に良いと言われています。
そこで川崎区ではこの“笑い”のちからを活用して区の地域包括ケアシステムを推進しています。
地域包括ケアシステムとは、誰もが住み慣れた地域や自ら望む場所で安心して暮らしていけるようにする取り組みです。
■落語de地ケアの流れ
落語de地ケアは市民団体「かわさき落語倶楽部」と連携して、地域包括ケアシステムの説明と落語を一緒に行うことで地域のつながりづくりを進める出前講座です。はじめに参加者の皆さんにおみくじを引いてもらい運試し。その後は、地域包括ケアシステムを紙芝居風に分かりやすく説明し、最後に社会人落語家の噺(はなし)に皆で大笑いすることで参加者同士のつながりや健康づくりのお手伝いをしています。
おみくじが参加者同士の会話のきっかけに!参加者が笑顔になれる一言が書かれています。なにが出るかは引いてみてのお楽しみ!!
昔懐かしい紙芝居風に、防災やコミュニティ施策などにも共通する「つながりの大切さ」を中心に、地域包括ケアシステムを分かりやすくお伝えします。落語の前に笑いが巻き起こるかも!?
この日の社会人落語家は喜楽亭笑吉(きらくていしょうきち)さん。この日も会場は笑いの渦に包まれていました!!
◇かわさき落語倶楽部とは…
川崎市内で稽古会を行い市内外のさまざまな地域で活動を行う社会人落語家の団体です。代表の喜楽亭笑吉さんはもちろん、港家(みなとや)なぎささん、雀亭雀坊(じゃんていじゃんぼう)さん、春乃家(はるのや)そよ風さんなどたくさんの社会人落語家に協力をいただいています。
◇座布団も“地ケア”です
落語家が高座で使う座布団にもひと工夫。日本赤十字の献血活動を周知するため、ちけあ丸デザインの座布団を作製しました。
地域包括ケアシステム推進キャラクター ちけあ丸
◇「落語de地ケア」のご相談はこちらまで
問い合わせ:区役所地域ケア推進課
【電話】044-201-3210【FAX】044-201-3293