- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横須賀市
- 広報紙名 : 広報よこすか 令和7年2月号
日々を健康に過ごすために欠かせない存在の一つが、「医療」です。市内の病院や診療所などの医療機関とその連携により、市民の皆さんの健康は守られています。
今回、2002年から市立病院として市内の医療を支えてきた「市立うわまち病院」は、「市立総合医療センター」として久里浜地区に移転・開院します。市立総合医療センターの紹介とともに、横須賀を支える医療のすがたをお伝えします
■〔3月1日にいよいよ開院〕市立総合医療センター
住所:神明町1の8
◇社会のニーズに応える病院へ
加速する高齢化によって、肺炎、骨折、心臓病、脳卒中、認知症など高齢者特有の疾患は、今後さらに増加していくことが見込まれます。これを踏まえ、総合医療センターでは、高齢化に伴う疾患にも対応できる体制の構築を目指しています。
開院に際して、新たに「血液内科、糖尿病・内分泌・代謝内科、アレルギー科、リウマチ科、歯科、歯科口腔外科」の6科を追加したほか、病床数を増やし、重症患者を治療する病床を個室化して感染対策を考慮した設計となっています。また、新たな要素の一つが、三浦半島初となる屋上ヘリポートの設置です。ドクターヘリの受け入れだけでなく、大規模災害発生時にも力を発揮できる設備となっています。
市立うわまち病院と変わらず、市立総合医療センターでは二次救急に加え、三次救急の救命救急センターでも患者の受け入れを行います。他の病院・診療所などと引き続き連携を図り、市民の皆さんの命を守る存在として、尽力して参ります。
市立総合医療センター管理者(現 市立うわまち病院 管理者)
沼田 裕一さん
▽救急患者を迅速に搬送
・屋上ヘリポートの新設
▽病床数が増加
・417床→450床に
▽診療科目が増加
・28科→34科に
◇他にもあります注目ポイント
・誰もが使いやすいユニバーサルデザインの導入
・利用者にとって便利で分かりやすいフロア
・将来起こりうる医療制度や需要などの変化に対応できる構造
問合せ:市立病院課
【電話】822-4347