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- 自治体名 : 神奈川県横須賀市
- 広報紙名 : 広報よこすか 令和7年7月号
■安心をともに育む一人一人の居場所
不登校の子どもは全国で増加傾向にあり、市内でも2019年と比較すると約2倍に。市では、相談教室や民間団体によるフリースクールなど、学校内外を問わず、さまざまな形で安心して過ごせる居場所づくりを進めています。
◇〔個性を尊重し社会的自立へ〕それぞれに合ったサポートを
市内5カ所にある相談教室。ここは、多様な個性や価値観を尊重しながら不登校の状況にある子どもたちが、自分のペースで過ごせる空間です。
教員免許を持つスタッフが見守る中、個人学習や創作活動だけでなく、スポーツや音楽などを通じて集団活動にも取り組みます。
「自己肯定感を育むだけでなく、他者との信頼関係を築くことで、社会参加できる力を身に付けてほしい」と話すのは、相談教室総括担任の三浦さん。「一人一人に合った支援を一緒に考えたい。まずは気軽に相談を」と呼びかけています。
・一人一人の心のよりどころに
▽情報収集や居場所探しはポータルサイトでも
ひきこもりや不登校で悩む本人や家族に向けて、相談窓口や支援機関などの情報を集約。メールでの相談も可能で、思いや不安、悩みを気軽に伝えることができます。
問合せ:支援教育課
【電話】822-8513