- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県厚木市
- 広報紙名 : 広報あつぎ 第1448号(2025年6月1日発行)
■健康の相談・講座
誰でも参加できる相談や出前講座を開催しています。生き生きと過ごすために、歯と口の健康を考えてみませんか。
▽歯と歯ぐきの健康相談
日時:6月23日 10~12時
会場:保健福祉センター
内容:歯科衛生士による歯磨きや口の悩み相談
※参加者には歯間ブラシやデンタルフロスなどをプレゼント。
対象:市内在住の方
費用:無料
申込み:不要
▽健康あつぎ推進リーダーの出前講座
地区のイベントや自治会の集まりなどでの出前講座の依頼を受け付けています。依頼方法などの詳細は、健康医療課へ問い合わせてください。
主な内容:顔・口・舌の健康体操やストレッチ・運動、歌うことによる心のリフレッシュなど
問合せ:健康医療課
【電話】225-2201
■早期発見・治療で健康に オーラルフレイル健診
加齢による口腔(こうくう)機能低下の早期発見・治療につなげるオーラルフレイル健診を実施しています。
期間:2026年2月14日まで
場所:市内実施医療機関
内容:そしゃくや滑舌、舌圧の診査など
対象:市内在住の26年4月1時点で
(1)65歳
(2)70歳
(3)75歳以上の方
費用:1500円(70・75歳以上は無料、費用免除制度あり)
申込み:6月中旬から市が対象者に送付する受診券を持ち、希望する実施医療機関を予約。送付前に受診を希望する方は健康医療課へ。実施医療機関や受診の流れなどの詳細は市HPに掲載。
問合せ:健康医療課
【電話】225-2201
■歯と口の日々のケアが全身の健康に
厚木歯科医師会 副会長
内田 善久さん(64)
歯と口の健康は、食事や会話を楽しむだけでなく、全身の健康と深く関わっています。虫歯や歯周病が進むと、菌による毒素が体内に侵入し心臓や脳などに伝わり、大きな疾患を引き起こすリスクが高まります。
健康な状態を保つには、正しい歯磨きや歯間ブラシなど毎日のセルフケアに加えて、定期的な健診が欠かせません。いつまでも自分の歯でいるために、虫歯やかむ・飲み込むといった口腔(こうくう)機能の低下など、変化にいち早く気づき治療に結びつけることが大切です。知識を深め、予防の習慣付けが健康寿命を延ばす第一歩。まずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。違和感や痛みを感じた時は「大丈夫だろう」と思わず、早めに歯科医院を受診してください。
▽虫歯を防ぐポイント
・歯ブラシは年齢に合う大きさの物を使う
・「食べたら磨く」が基本。歯茎にもブラシが当たるように磨き、歯間ブラシやデンタルフロスなども使う。フッ素入りの歯磨き粉も効果的
・食事の際はよくかみ、柔らかい物だけでなく、かみ応えのある物を食べる
・歯科医院などでの定期的な健診やクリーニングを受ける
問合せ:健康医療課
【電話】225-2201