くらし 街のNEWS あつトピ!

■一流の技を肌で体感
▽プロ選手による卓球クリニックを開催
トップアスリートから技術を学ぶ「卓球クリニック」を8月に荻野運動公園で開催しました。115人が参加し、女子日本代表の平野美宇選手などから指導を受けました。
選手たちは小学生に基礎的なフォームやラケットの握り方、中学・高校生以上には実践的なフットワークや細かい戦術などを指導しました。
参加した落合隼人さん(13)は「世界で活躍するプロ選手から技術を学び、緊張しつつも楽しく貴重な経験ができた」と笑顔を見せました。平野選手は「久しぶりに卓球を指導する機会をもらえ、初心に返ることができた。とても楽しい時間だった」と話しました。

■夏の夜を音楽と楽しむ
▽厚木公園で「あつぎジャズナイト」を開催
ジャズの生演奏を聴きながら地ビールや料理などを味わえる「あつぎジャズナイト」が8月21・22日の2日間にわたり開催。大学生や仕事終わりの会社員など約1万5千人がジャズの軽快なメロディーやグルメを楽しみました。
イベントは、今回で14回目。東京農業大学の「サニーサイドジャズオーケストラ」の迫力ある演奏を皮切りに、総勢10組のアーティストが演奏を披露し、会場をジャズの音色で魅了しました。
友人と訪れた苫米地樹(とまべちみき)さん(53)は「夜風が気持ち良く、ゆっくり過ごせた。周りのお客さんもみんな楽しそうで雰囲気も良いので、来年もまた来たい」と笑顔で話しました。

■音色が届ける平和への願い
▽平和のつどい「被爆ピアノ演奏会」を開催
戦後80年を迎えた8月、広島で被爆したピアノの音色に合わせて合唱や演奏を披露する「被爆ピアノ演奏会」を文化会館で実施。市民など350人が参加し、平和な世界の実現を願いました。
演奏会は、市制70周年記念事業玉川地区委員会と市戦後・被爆80年記念事業実行委員会が共催。被爆ピアノは被爆2世で調律師の矢川光則さんが持ち込みました。南毛利中学校合唱部はピアノの音に乗せ、歌声を披露。市とゆかりのあるピアニスト・渡辺俊爾(しゅんじ)さんはフルートやバイオリンなどと合わせて美しい音色を響かせました。
来場した小林功治さん(80)は「広島で亡くなった人たちの思いと未来への希望が、音色に込められているようで感動した」と話しました。

■夢をかなえるために
▽卓球・水谷さんとアナウンサー・梅澤さんがトーク
卓球の東京五輪金メダリスト・水谷隼さんと本市出身のアナウンサー・梅澤廉さんによるトークショーを8月、文化会館で開催しました。親子連れなど315人が参加し、2人の軽快な話に耳を傾けました。
トークショーでは、「目標達成に向けて取り組む力」をテーマに自身の体験を基に講演。梅澤さんは「本番で力を発揮するためには日々の積み重ねが重要」と笑顔で話し、水谷さんは「世界一など大きな結果を残したいのなら、リスクを背負うことを恐れてはいけない」と力を込めて語りました。
会場を訪れた子どもたちは「最後まで頑張り続けることが大切だと感じた」「大変な練習を当たり前にやっていてすごいと思った」と話しました。