くらし まちからのおしらせ(更生保護)

■7月は「社会を明るくする運動」強調月間 再出発を見守る社会へ
安全・安心な地域社会を築くには、犯罪や非行をした人たちの再出発を支えることが重要です。
犯罪や非行のない社会の実現に向けて、私たちも再出発への理解を深め、それぞれの立場から社会復帰を見守りましょう。

《再出発しようとしている人たちの現状》
○国内で検挙された人のうち再犯した人の割合
約2人に1人

○刑務所出所時に住む場所が無い人の割合
約6人に1人

出典:法務省 令和6年度版再犯防止推進白書

再び犯罪を犯してしまう理由はさまざまですが、「住むところがない」「仕事がない」といった社会復帰への壁にぶつかることも理由のひとつです。実際、「帰るべき場所」が無い刑務所出所者のほうが再犯リスクが高い結果となっています。
地域全体が、再出発しようとしている人たちを社会から孤立させず、寄り添い、支える必要があります。

社会復帰を支える存在として、保護司や更生保護女性会の方などがいるよ

《更生保護を支える人たち》
○保護司
法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員として働く民間のボランティアです。男女問わず全国で約4万7,000人が活躍しています。
犯罪や非行をして保護観察を受けることになった人が、社会復帰を果たしたときにスムーズに社会生活を送れるように「帰るべき場所」の調整や、さまざまな相談・指導をしています。

《更生保護女性会》
女性の立場から、地域の犯罪や非行を防ぐための啓蒙活動や、子どもたちの健全育成のための支援活動などを行うボランティアです。このほか、犯罪や非行を犯した人の改善更生にも協力し、全国で約13万人の会員が活躍しています。

保護司は全国的に高齢化や担い手不足に悩んでいるんだ…
多くの人が更生保護のことを知って、みんなで支え合える社会にしたいよ!

《開成町の保護司・更生保護女性会の活動》
それぞれの活動のほか、「社会を明るくする運動」の啓発など、さまざまな活動に参加していただいています。

○「社会を明るくする運動」街頭キャンペーン
7月開催予定
開成駅前ロータリーほか

犯罪や非行のない社会を築きましょう!

問合せ:福祉介護課
【電話】84-0316