- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県開成町
- 広報紙名 : 広報かいせい 令和7年9月号
■乳幼児期は生きる土台づくり
建物に例えると、乳幼児期は基礎工事。
この時期に保護者が愛情をもち、手をかけることで、強く大きな基礎が作られ、その後の成長過程で人生の課題と向き合いやすくなります。
乳幼児期は「自分は大事に育てられた大切な存在」と思える心を育て、人を信じることができるように関わることが大切です。
○(0歳から1歳未満)人を信じる基礎ができる時期
赤ちゃんは自分の要求を自分で叶えることができません。
「おなかが空いた」「おむつが濡れて気持ち悪い」「暑くて眠れない」など、不快を解決してもらうために泣いてサインを出しています。
ミルクを飲ませてもらったり、おむつを替えてもらったりすることで要求が叶えられ、相手を信じ、やがて多くの人を信じる基礎ができます。
○しつけをするのに大切なこと
「しつけ」は、乳児期の信頼関係を基に成り立ちます。
自分で歩けるようになる頃から、社会のルールや生活の自立に向けて子どもにして欲しいことなどを伝え、教える時期になります。
歩けるようになっても、おしゃべりが上手になっても、常に保護者が期待するような元気で頑張っている子ではいられません。
次に頑張るためには、保護者がわがままやぐずることにゆっくり付き合いながら甘えを受け入れてあげることが必要です。
抱っこも安心感を与えるための大切なステップ!
人は「自立」と「依存」を繰り返して成長します。皆さんにも甘えを受け入れてくれる人や環境がありますか?
こども課では、皆さんの心のよりどころになれるようサポートします!
問合せ:こども課
【電話】84‒0327