くらし 水害に備える(1)

近年、台風やゲリラ豪雨、線状降水帯などによる水害が全国各地で発生しています。開成町でも一部地域で水路から水があふれるほどのゲリラ豪雨が発生しています。
開成町は川や水路が多い町。水害への備えを今一度確認しましょう。

■水害は情報収集により被害を予測できる
水害は、いつ、どこで、どのくらいの雨量が、どのくらいの期間降り続くのか、気象予報や河川の氾濫情報等により被害をある程度予測することができます。
つまり、いつ発生するかわからない地震とは異なり、事前に避難や対策がしやすいのが特徴です。

■我が家シミュレーションをしてみよう
災害への備えは、家族構成や自宅の位置・状況によって異なります。
何が必要なのか、どのような行動をとればよいか、あなたの家の状況に置き換えて考えてみましょう。

○我が家シミュレーションのやり方
(1)防災ガイドとハザードマップを準備。
(2)家族集合!
(3)防災ガイドやハザードマップを見ながら、あなたの家の状況に置き換えて家族で話し合う。
(4)本紙P8~P9の鉛筆マークの項目に書き込む。
(5)本紙P8~P9を抜き取って、いつでも見ることができるところに保存する。

家族でやってみよう!

■平常時の準備
《非常持出品・備蓄品を確認しよう》
防災ガイドP3~4で必要なものを準備しましょう。備蓄品は、普段食べているもの・使っているものを多めに備蓄し、消費したら買い足すローリングストックがおすすめです。
必要なものは家族構成によってさまざま。家族の特性に合わせて必要なものを備えましょう。

○例えばこんなもの(鉛筆マーク)
・飲料水
・食料品
・現金・通帳などの貴重品
・常備薬・おくすり手帳
・モバイルバッテリー
・衣類・タオル
・ウエットティッシュ
・雨具
など…

子育て家庭は本紙P12もチェック

賞味期限が切れてないか、服が季節に合っているか定期的に確認しよう。子ども服はサイズがすぐに変わるよね

○家族の特性と必要なものを書いてみよう(鉛筆マーク)
・家族
・特製
・必要なもの
※詳細は本紙をご覧ください。

《ハザードマップを確認しよう》
ハザードマップと雨水出水浸水想定区域図を見て、自宅の位置に印をつけましょう。
ハザードマップは主に河川、雨水出水浸水想定区域図は水路による浸水を予想しています。特にゲリラ豪雨などは水路からの越水に注意が必要です。

○自宅の浸水予想などを書いてみよう(鉛筆マーク)
・ハザードマップ編
・雨水出水浸水想定区域図編
※詳細は本紙をご覧ください。

《避難のことを考えよう》
防災ガイドP1で避難所を確認しましょう。地震と水害では避難できる施設が異なります。水害では浸水想定が3.0m未満の場合、2階以上の安全な場所(部屋)に避難するのも一つの方法です。
家族や近所の人で、お年寄りや妊婦さん、小さなお子さんはいますか?
避難に配慮が必要な方は、避難指示が出ていなくても安全な場所に避難するなど、早めに行動できるように家族で話し合いましょう。
また、ペットも大事な家族。事前に安全な場所に預けるなど対策を考えましょう。町指定避難所では、ペットの同行避難はできますが、同じフロアで過ごすことはできません。

早め早めの行動が大切だよ!

○家族で話し合った避難のことを書いてみよう(鉛筆マーク)
・避難する場所
・何で避難する?
・移動時間は?
・避難する時に気をつけること
・家族の連絡先
※詳細は本紙をご覧ください。