子育て 非日常から子どもの感性を養う

■PLAY EARTH HAKONE Outdoor Experience Class2024 Repot
園児を対象にしたたき火・調理体験プログラム。
箱根ならではの体験をとおして将来に役立つ機会を創出しています。

11月21日に町内の園児(5歳児)を対象にした「たき火・調理体験プログラム」を実施しました。
今年2回目となる(株)ゴールドウインとの取り組みは、命を支えるうえで必要不可欠な営みである「食」に関わる「火」や「刃物」の不思議や便利さ、危険性を調理をとおして五感で学び、子どもたちの感性を育む体験となりました。

■当日の様子
◇火おこし
細い枝から細い薪、太い薪へと少しずつ火を広げ、火を起こしました。

◇つくる
玉ねぎなどの具材を切り、肉とカレーのルウで煮込む。

◇たべる
完成したカレーをご飯に乗せて食べました。おいしそうにカレーをほおばり、おかわりしている園児がたくさんいました。

◇最後に
数人の園児が体験感想をみんなの前で発表しました。

■箱根幼稚園 金井園長より
「火」を扱う便利さと危険なことなどをアウトドアコーディネーターの小雀さんから実践を交えて教えていただきました。体験後、子どもたちは「火起こしが難しかった」「初めて包丁を使えて嬉しかった」「カレーやガトーショコラが美味しくできた」などの感想を話していました。子どもたちはホンモノと向き合う時は真剣です。そして体験が子どもたちにとって楽しくなければ学びにつながりません。町内4園の親子で貴重な体験を共有できたことは価値あることだと思います。

■協力いただいた(株)ゴールドウインより
ゴールドウインが箱根町で活動する意義は、自然資源を活用し、地域活性化と次世代を担う子どもたちの成長支援に貢献することです。
たき火・調理体験プログラムでは、体験を通じて五感を刺激し想像力や感性、生きる力、そして親子の絆を育む機会を提供しました。
これらの活動は、自然環境の保全や地元愛の醸成に加え、持続可能な観光地づくりにもつながります。
箱根町と連携し、人と自然が調和する明るい未来の実現を目指しています。