- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県新潟市秋葉区
- 広報紙名 : あきは区役所だより 令和7年9月7日号
秋葉区では、「こども真ん中のまちづくり」の実現に向けて、学校と地域が協力して活動に取り組んでいます。地域総掛かりで、明るい未来を共に築いていくために、一人一人に何ができるかを考える「Akiha教育懇談会」を開催しました。今号では中学生含む約160人が参加した当日の様子を紹介します。
◆第1部「中学生から発信!私たちの地域自慢+地域の未来に望むこと」
第1部では、区内全6中学校から代表の生徒たち自身の言葉で、地域の自慢や将来どんな地域にしていきたいかが発表されました。発表の中では、ただ要望を出すだけでなく、現状を分析し、実現するためには自分たちに何ができるか、大人にどんな形で協力してほしいかなど、論理的で一貫性のある提言がされました。
▽新津第一中学校
大人にできること、中学生にできること
▽新津第二中学校
部活動・ボランティアを通して地域の支えに!
▽新津第五中学校
全校生徒にアンケートを取りました
▽小合中学校
ワードクラウドを使って分析しました
▽金津中学校
人が集まるまちづくり 地域の未来への提案
▽小須戸中学校
大人たちと自分たちで創り上げるまちづくり
本番に向けて準備・練習頑張りました!
◆第2部「今日は中学生真ん中で考えよう!」
第2部ではコミュニティ協議会、自治協議会、各中学校の教職員など大人たちの中に、中学生が加わってグループワークを行いました。さまざまな立場の皆さんが、地域の長所をどう伸ばしていくか、中学生が発表した未来に望むことにはどんな取り組みが必要になるかについて活発な議論が交わされました。
○参加者の感想
・グループワーク全体を通して良い空気ができていた。中学生が加わることで話し合いに活気が出た。
・現状でもまだまだ地域の魅力を発揮しきれていない。今あるものも最大限活用していきたい。
・地域の強みや伝統文化が廃れてしまわないように文化の継承と保存をしていくとともに、SNSを通した魅力発信でより多くの人に知らせていきたい。
○講師の大正大学 金子准教授の講評・総括
ITやデジタル技術が発展し、人と人との関わりが少なくなっていく中で、地域と接する機会や場所、リアルなつながりをどれだけ保てるかが今後のまちづくりの価値になっていきます。グループワークのやりとりを見ていて、そういったアナログな提案が多かったことが嬉しかったです。こどもたちは未来のまちづくりの担い手となるとともに、今のまちづくりを一緒に進めていくパートナーです。目指す地域の未来像の実現に向けて、今後も活動を進めていきましょう。
問い合わせ:地域総務課企画グループ
(【電話】25-5672)
