子育て 新教育大綱を策定 子どもの個性が輝く教育で誰もが幸せな社会へ

市は、総合教育会議※で協議を行い、令和11年度までの教育施策の目標や基本方針となる新たな教育大綱を策定しました。
前大綱の「個性の尊重」の理念は引き継ぎ、これからの時代の変化を見据えて見直しを実施。自分だけでなく他者の幸せを考え、社会や人のために行動できる子どもの教育を、5つの方針に沿って推進します。
重点施策として、子どもたちが主体的に活動し、仲間との対話を通して学びを深める授業イノベーションを展開。不登校や発達に特性がある子どもへの支援も強化します。さらに、ICTを活用して教員や保育士が教育や保育に集中できる環境を整備します。
今後も、市や教育委員会、関係機関、地域などオール長岡で連携し、米百俵のまち長岡の未来を担う子どもたちの学びと育ちを応援します。

※市長、教育長、教育委員で構成。教育の課題や目的を共有し、大綱の策定や重点施策などを協議する会議

◆新教育大綱
▽基本理念
子ども一人ひとりの個性が輝き、幸せな社会を創り出していける教育の推進

▽オール長岡で進める5つの方針
1.ふるさと長岡に誇りをもち、共に認め支え合う社会の実現に向けた教育を推進する
2.子ども一人ひとりを大切にした多様な育ちと学びを切れ目なく支援する
3.子どものやる気や学ぶ意欲を高め、夢を描き志を立てて生き抜く子どもを育てる
4.安心して子育てができるよう、みんなで支え、喜びや希望、関心をもてる子育て環境を創る
5.子どもたちに安全・安心で誰もとり残されない質の高い教育環境を提供する

問合せ：教育総務課
【電話】39・2238

●不登校児童・生徒などの支援体制を充実　安心して過ごせる居場所を確保
教室以外の場所で過ごす児童・生徒が安心できる居場所を確保するため、複数の中学校区に校内教育支援センターの環境を整備。併せて支援員を配置し、関係機関と連携して本人の状態に応じた見守りや自立支援、学習支援などを行います。

問合せ：学校教育課
【電話】39・2249

●子どもの発達相談体制を強化　多様な育ちを切れ目なくサポート
子どもの発達特性を早期に把握し適切な支援につなげるため、専門職チームによる保育園や学校への訪問支援を強化。各地区に配置する担当の保健師と連携しながら、相談しやすい環境を整備し、子どもの健やかな成長を後押しします。

問合せ：こども家庭センター
【電話】36・3790