- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県三条市
- 広報紙名 : 広報さんじょう 令和7年4月1日号
■少子化が進む中で
市内の小学校・義務教育学校に通う児童は、令和12年度には、令和6年度と比べて約1,000人減る見通しです。
しかし、子どもたちが集団の中で、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨(せっさたくま)することを通じて一人一人の資質や能力を伸ばしていくという学校の特質を踏まえ、小中学校では一定の集団規模が確保されていることが望ましいとされています。
教育委員会では、学識経験者や各学園の保護者、地域の代表者などで構成する三条市未来の学校検討委員会を設置し、「三条市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針(*)」にのっとり、これからの小学校の在り方を検討いただきました。
*基本方針については本紙二次元コードをご覧ください。
▽児童数の推移
■三条市未来の学校検討委員会からの提言
基本方針の統廃合の検討基準に該当している小学校があることや、保護者や地域の考え方を尊重すること、少子化の進行度や地域での考え方が多様であることなどを考慮しながら、学園区域ごとの議論を丁寧に進め、1月に検討委員会から教育委員会に提言が示されました。
■教育委員会による今後の進め方
教育委員会では提言のとおり進めることとしました。
・しただの郷学園
統廃合の検討を始めます。今年度に懇談会を開催し、保護者や地域の人から意見をお聞きし、今後の方向性を判断します。
・四つ葉学園、三条おおじま学園、さかえ学園
教育委員会がサポートしながら、統廃合の是非について、地域のコミュニティでの議論を深めていきます。
・三条嵐南学園、一ノ木戸ポプラ学園、三条学園、瑞穂学園、大崎学園
統廃合の検討は今のところ必要ありませんが、今後の児童数の推移は引き続き注視していきます。
三条市未来の学校検討委員会は3月末でいったん終了しましたが、今後は3年ごとをめどに、学識経験者や関係者の代表などで構成される同様の組織において、児童数の変化などから将来の学校の在り方を検討します。
学校の在り方について、ご意見をお聞かせください
問合せ:教育総務課
【電話】45-1111