くらし 高齢者の虐待を防ぎ、安心して過ごせるまちへ

高齢者虐待は、高齢者と虐待者とのこれまでの人間関係や介護疲れ、経済的問題など、さまざまな要因が重なり合って起こるといわれています。

複数の要件が重なり、虐待は発生します!

■介護を抱え込まないために~介護者の方へ~
高齢者の介護は、長時間になるほど介護者に大きな負担がかかります。周りに頼ることを遠慮して一人で介護を担ってしまうこともあります。「休むことも介護のうち」「頼ることも介護のうち」と考えて、休養に心がけましょう。
市では、「認知症カフェ」や「介護者のつどい」などを開催しています。

▽認知症カフェ
認知症の人やその家族、地域の皆さんどなたでも気軽に集える場所。介護に関するミニ講座や相談、カフェタイムを通じて、介護者同士がつながることのできる場所でもあります。

▽介護者のつどい
認知症の人を介護する家族などを対象に開催。正しい接し方や介護ストレスとの付き合い方を学んだり、座談会で情報交換したりします。介護者自身が心身共に健康に過ごせることを目的としています。市では2月に開催予定です。

■高齢者虐待を防止する地域づくり
高齢者虐待は、どこの家族でも起こる可能性のある身近な問題です。私たちの小さな気づきが、高齢者の生活や健康を守る力になります。地域において、介護が必要な高齢者を抱える家庭が孤立しないよう、高齢者とその家族を温かく見守り、声かけをすることが大切です。

問合せ:介護高齢課地域包括支援センター
【電話】75-8937