- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県妙高市
- 広報紙名 : 市報みょうこう 令和7年2月号
雪国での太陽光発電導入は、冬の積雪による屋根やパネルの破損リスクや、雪に覆われて発電が困難になるといった課題がありました。そこで、屋根設置ではなく、軒下の壁面に70度程度の角度で設置する方法を採用することで、冬期間でも安定した発電が可能になりました。今回は、積雪地での太陽光発電を生活に取り入れたかたのご協力のもと、「雪国型太陽光発電」をご紹介します。
■「雪国型太陽光発電」とは
軒下の壁面に70度程度の角度で設置することにより、雪をいなし、積雪による荷重を軽減できます。また、地面や雪からの反射光を受けることにより、一年を通じて安定かつ効果的な発電が見込めます。
○お住まいのかたの声
災害時でも安心して生活できる環境を整えたいと考えたのがきっかけです。もともと太陽光発電に興味はありましたが、雪が積もる地域なので屋根置きは難しいと思っていました。市の補助制度を利用し、壁面設置で雪の影響を受けず冬場でも発電できることを知り、導入を決めました。蓄電池もあわせて設置し、災害時でも安心です。
太陽から直接差し込む光に加え、雪面からの反射光もしっかり受けとめ、冬でも問題なく安定して発電してくれていることに驚いています。また南面だけでなく東面にも設置したことで、早朝からの生活リズムに合わせた発電をしてくれています。毎日の発電量を見ていくのが今後も楽しみです。
問合せ:環境生活課 SDGs推進室
【電話】74-0033