子育て 小学校の統合に向けた協議を進めます

■見込みよりも早く児童数が減少しています
南魚沼市では、将来の小中学校の在り方を検討した「学区再編等検討委員会」(以下、検討委員会)の令和5年度の答申に基づき、学校の統廃合について検討を進めてきました。しかし、市の令和6年度の出生数は217人となり、前年度から52人も減少しました。今後もこの傾向が続いた場合、将来の児童数は、検討委員会の答申のときの推計と比べ、10年以上早いペースで減少していくことが見込まれます。

▽中学校区別の小学校児童数の推移(※2035年、2045年は推計値)

■統合に向けた協議を始めています
検討委員会の答申では、将来にわたって子どもたちのより良い教育環境が維持できる小中学校の適正規模と将来的な中学校区単位での統合の方向性が示されました。しかし、上のグラフの現在の状況に基づく児童数では、10年後には良好な教育環境を保つ目安として示された適正規模の児童数になると見込まれます。昨年から、三用小学校、赤石小学校がある東地区において2校の将来について協議を始めていますが、急速な出生数の減少を受け、大和中学校区全体に協議の場を広げる必要があると考えています。
この状況は、大和地域以外の中学校区においても同様で、順次協議を始めていく必要があります。保護者や地域のみなさんに正確な情報をお伝えするとともに、丁寧な説明に努めながら進めていきます。

問合せ:学校教育課
【電話】773・6700