- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県弥彦村
- 広報紙名 : 広報やひこ 令和7年9月号
◆弥彦から世界へ ジャズダンスで魅せた挑戦の夏
・中原 綾咲(あやさ)さん
今回のやひこノートは、7月に開催されたダンスの世界大会に出場した、弥彦中学校2年生の中原綾咲さんをご紹介します。この世界大会は「ショーストッパー・インターナショナル・ダンス・コンペティション」と呼ばれ、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催されており、世界で最も歴史と伝統を誇るダンス大会のひとつとして広く知られています。ジャズやヒップホップ、タップなど多様なジャンルが融合したダンスパフォーマンスを競う大会で、世界中から実力あるダンサーが集います。
中原さんの所属するチームの「Bellforce(ベルフォース)」はジャズダンスのオープン/シニアの部に出場。予選を部門1位、全体の3位で通過しましたが、決勝で惜しくも入賞を逃しました。
大会を振り返り、「世界各国のダンサーの表現方法は日本とはまったく違っていて驚きました。とてもオーバーアクションで、自分の気持ちを大きく体で伝えていて、すごく刺激になりました。とにかく楽しかったです」と笑顔で語ってくれました。
中原さんがダンスに出会ったのは3歳の頃。子育て支援センターでダンスを体験したことがきっかけとのこと。その後、ダンスコンテストの映像を見て興味を深め、小学生になって本格的にダンスを始めました。
「ジャズダンス」は、リズミカルな音楽に合わせて踊るダンスで、バレエやヒップホップなどの要素も取り入れた表現力豊かなダンススタイルです。力強さとしなやかさが特徴です。日々の練習では「背中から体を動かすこと」を意識し、身体の芯から踊ることを大切にしているとのこと。
「これからももっと練習して上手になりたいです」と語る中原さん。世界を舞台に挑戦する姿は、見る人に大きな感動と勇気を与えてくれます。今後のさらなる活躍に期待が高まります。