くらし 町長室から

■田上町長 佐野 恒雄
春3月、暦の上ではとっくに春ですが、寒い日が続いていただけに、3月と聞いただけで心があたたかくなり、何となくワクワクした気分になってきませんか。
この冬を振り返りますと、先月二度にわり、10年ぶりとも言われる「最強最長の寒波」に襲われました。最初の寒波では、一部路線で除雪の不手際もあり、町民の皆様にご迷惑をお掛けした点につきましては深くお詫び申し上げます。
その後、当町に於いては何とか雪下ろしまではせずに済んだのではなかったのかと思って安堵しておりますが、報道によれば青森県の酸ヶ湯では一時5メートルを超える積雪という事で、大雪を何度か経験しているとはいえ想像もつきません。各地で生活に支障をきたすほどの大雪に毎日の除雪のご苦労もいかばかりかと思わずにはいられません。
一日も早い春の訪れが待ち遠しいところです。
町では3月20日までの間、交流会館、道の駅たがみをはじめ町内各施設において、ひな飾りの展示が行われています。また、3月16日から4月6日には梅林公園で「田上うめまつり」が開催されます。町のブランド梅「越の梅」をはじめ、白梅や紅梅、しだれ梅など約2000本が咲き誇ります。大勢の皆様から来場いただいて梅の花の香りと春の息吹を感じていただけたらと思います。
さて3月議会がはじまりました。来年度の予算審議をする大切な議会です。この議会が終わると4月からは新年度が始まります。
町民の皆様、子どもたちが田上町で暮らすことに誇りを感じ、未来に向かって共に歩んでいけるような、まちづくりを行い、「未来に希望を持てる年」となるよう職員共々がんばってまいります。