- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県田上町
- 広報紙名 : 広報たがみまち きずな 令和7年7月号
サルによる被害を防ぐためには、サルの生態について理解し、地域で協力して効果的な対策をすることが重要です。サルに対し、追い払いなどご近所・地域ぐるみで実施するにあたり、下記のQandAをご紹介します。
Q.サルはどのような行動(1日、1年)をしているの?
A.早朝や夕方など明るい時だけ活発に行動し、夜は行動しません。メスと子どもを中心に群れをつくり集団で行動しています。なお、クマのように冬眠はしません。
Q.サルの追い払いはどのようにするの?
A.サルがやって来たら、花火やパチンコなどの飛び道具で追い払いましょう。飛び道具が無くても、フライパンやバケツ等大きな音の鳴るものを叩いて、人に慣れてしまわないよう追い払いましょう。その際は、地域一体で追い払いをすることが大切です。
町では、サル2頭にGPS首輪を装着し、位置情報を確認して頂けるシステムを運用しています。地域一体での追い払いに活用ください。
※広報紙掲載のQRコードよりご確認ください。
〈サルポータル〉
※広報紙掲載の二次元コードをご覧下さい。
Q.サルから農作物を守るには、どうしたらいいの?
A.サルから畑や家庭菜園を守るには、電気柵が有効です。サルはおいしい物を食べた場所を覚えています。
農作物を守るために、電気柵を活用しましょう。(町では、電気柵の購入・設置費用を補助しています。詳細はきずな5月号をご覧ください。)
また、捕獲により頭数が減っても、集落がサルにとって暮らしやすいエサ場のままでは、被害は減りません。
集落をエサ場にしないために、農作物残渣を畑脇に放置せず適切に管理し必要な果樹はきちんと収穫しましょう。
◆県内でクマの目撃が相次いでいます
6月以降、田上町をはじめ近隣市町村でクマの目撃情報が相次いでいます。山林に近い場所だけでなく、人家周辺での目撃・痕跡情報も寄せられています。
クマは一般的に、明け方と夕暮れ時に活発に活動するため、人と遭遇する可能性が高まります。この時間帯は、特に注意してください。
問合せ:役場産業振興課 農林係
【電話】57-6225