- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県氷見市
- 広報紙名 : 広報ひみ 令和7年5月号
氷見市に移住し、最長3年間にわたり地域の課題解決や活性化のために活動する「地域おこし協力隊」に、4月1日から新たに2人の隊員が加わりました。
■「くめ空き家マネージャー」
西田 宏(にしだひろし)
(前住所 富山市)
○活動内容
・地区内の空き家を移住希望者などに的確に紹介できる仕組みの構築
・移住希望者とマッチングするための広報、マーケティング活動
久目地区の魅力は人と自然だと思います。移住の相談をする中でたくさんの方々に明るく優しく親身に接していただき、農作業を手伝う中で、動植物から命の温もりや力強さを肌で感じました。私は、久目の人と自然から元気をもらうことができました。
空き家が増えていく中、その有効活用を地域の皆さんと考え、魅力ある地域づくりのお手伝いをこれから行っていきますが、この久目地区の魅力を多くの人に知ってもらうことが重要ではないかと思っています。そして、移住を検討している当事者の目線になって、どうしたら移住したくなるのか、移住しやすくなるのかについて考えていきたいです。まだまだ未熟な人間ですが、この活動を通して地域とともに成長できれば幸いです。よろしくお願いします。
■「ろんくま地域づくり支援員」
竹岡 怜音(たけおかれお)
(前住所 高岡市)
○活動内容
・特産品の草もちの販路拡大・PR活動
・宿泊体験・交流施設の改修、運営の検討
昨年、富山大学大学院に進学するために関東から富山にやってきました。学部生の頃は東京の美大で建築デザインを学んでいたのですが、農村地域の風景に興味をもち研究したいという思いで大学院進学を決めました。この度、大学院を休学し、地域おこし協力隊として活動することで、この地域の力となれるよう精一杯活動していきたいと思っています。
学生という身分ではありますが、地域の方々や富山大学の先生方のお力を借りつつ、大学から学んできたデザインの知識やものづくりの経験を生かして、草餅や宿泊体験・交流施設を地域のシンボルとして全国にその魅力を発信できたらと考えています。
また、地域の行事や四季の農村風景など、この地域での暮らしを楽しみながら活動していきたいです。これからよろしくお願いします。