くらし 〔公共交通特集〕「出かけやすいまち、 出かけて楽しいまち」を目指して(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県黒部市
- 広報紙名 : 広報くろべ 2025年4月号
誰もが安心して移動できるまちづくりには、公共交通の充実が欠かせません。市では、より便利で使いやすい公共交通を目指し、様々な取り組みを進めています。今回は、現在の公共交通の状況や今後の展望についてご紹介します。
◆4月中旬から、『電動ミニバス』を運行します!
・環境にやさしい!
・ゆっくり安全!
・静かに走る!
・ワンコイン100円!
出かけやすいまち、出かけて楽しいまちを目指し、4月中旬から中心市街地で電動ミニバスの定期運行が始まります。昨年の実証運行で寄せられた意見や課題を活かし、移動の利便性や回遊性を高め、市街地の賑わいづくりや市民の健康増進にもつなげる取り組みです。電動ミニバスに乗って、まちなかを散策しませんか?
◇電動ミニバスの特徴
・電気で走るから地球環境に優しく、静かに走るので車内での会話が楽しめます。
・密閉式なので、雨風の心配がありません。
・時速20km未満でゆっくり走るので、歩行者にも優しく、まち並みを楽しめます。
運行日:
A…北新ルート(火・金)
B…大黒町ルート(月・水・木)
9:00〜16:00
*土日祝日休み
運賃:100円
定員:5人(運転手除く)
停留所設置の主な施設:市民病院、メルシー、あおーよ、東部児童センター、パッシブタウン など
*運行開始日は、市HP(ホームページ)や市公式LINEなどでお知らせします。
*時刻表等の詳細は、広報に折込のチラシをご覧ください。
※運行ルートについては本紙をご覧ください。
◇まちの声
・実証運行で利用しました!
三日市健老会の皆さん
病院や三島公民館での体操教室の際に利用し、とても便利でした。停留所での時間が決まっている(パターンダイヤ)ので利用しやすかったです。また、ゆっくりと走るので、怖さを感じず、景色を楽しみながら移動することができました。
・電動ミニバスに期待!
三日市自治振興会 幅口会長
高齢者の方にとって、今まで移動手段がなかったエリアに電動ミニバスが走るのは、とても喜ばしいことです。病院や買い物にも行きやすくなるので、年齢に関係なくいろいろな方に乗ってもらい、三日市を散策して楽しんで欲しいです。
◆『路線バス』のルート・ダイヤを見直します!
市民の足である路線バスのルートについて、利用者の皆さんからの声を聞きながら、より使いやすい公共交通を目指して4月からルートの新設や変更を行います。
(1)愛本コミュニティタクシー(内山・音沢連絡線)は、スクールバスを活用して実証運行を行っていた「暮らしのサポート便」を、実証結果を踏まえて定時運行路線として新設したものです。
(2)新幹線市街地線は、商業施設へ行けるようにバス停を新設し、一部循環ルートに変更します。また、北陸新幹線との乗継を改善するため、ダイヤを見直しています。
(3)新幹線生地線・南北循環線は、YKKAP技術館の開館に伴い、ルートを変更します。
(4)石田三日市線は、「道の駅KOKOくろべ」やその周辺施設、「くろべ市民交流センターあおーよ」へ行きやすくするため、ルートや回り順等を変更します。
このほか、各路線の時刻等の詳細は沿線地区に折込のチラシや市の公共交通HP(ホームページ)で確認できます。
◆利用者の皆さんの意見がカタチになっています
これまでも黒部市未来会議や地区懇談会を通じて利用者のニーズを集約し、待合環境の改善や池尻線の福平延伸など、公共交通が使いやすくなるよう見直しを行ってきました。今後も利用状況と利用者ニーズに対応したルートやダイヤの変更など、更なる利便性の向上を図ってまいります。
出かけやすいまちづくり、出かけて楽しいまちづくりの推進に向けて、皆さんのご意見をお寄せください。
問合せ:都市計画課
【電話】54-2647