- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県砺波市
- 広報紙名 : 広報となみ 令和7年8月号
■育成に関わる人
ボーイスカウト・ガールスカウト活動では、自然体験やボランティア活動を通して、自ら考え行動する力、協調性、リーダーシップを育み、次世代の子どもたちへ経験と知識を伝えています。
今回は、7月6日に行われたガールスカウト富山県第39団の活動を取材しました。この日は閑乗寺公園でのデイキャンプでした。そこには、自然観察や野外炊飯、テント設営などの活動に積極的に参加する子どもたちの姿がありました。生活が多様化する中で参加者が少なくなっているなど課題もある中、活動で大切にしていることを聞いてみました。
◆砺波開催10/5(日) 第61回ガールスカウト富山県大会
場所:砺波市農村環境改善センター(砺波市文化会館横)
・10時30分~ 式典
・13時~ 体験コーナー(防災グッズ展示、AED体験、消火器体験など)
ぜひ皆さんも一緒に体験してみませんか。一般の方もお待ちしています。
◆子どもたちにたくさんの実体験を!
ガールスカウト富山県第39団 代表 堀さん
活動で何より大切にしているのは、子どもたちが「楽しい」と感じてくれることです。いろいろな体験を子どもたちにさせてあげることが、私たち大人の役割だと思っています。活動の中で子どもたちは様々な人と関わり、社会性やコミュニケーション能力などを身につけていると感じています。活動に興味のある方は是非右記QRコードをご覧ください!
※QRコードは、本紙P.6をご覧ください。
◆ガールスカウトに入って良かったことは?
今回のデイキャンプに参加していた「となみっ子」に今までの活動で楽しかったことを聞いてみました。共通していたのは、「友達が増えたこと」「貴重な経験ができたこと」という声です。特に、キャンプなど宿泊を伴う活動は、大きな思い出になっているようでした。
全員が「ガールスカウトに入って良かった」と答えてくれたことも印象的で、普段の生活では出会えない友達や体験が、彼女たちの成長に大きな影響を与えていることを感じました。
▽今回参加したとなみっ子!
※詳細は、本紙P.6をご覧ください。
■私たちができること
◆子どもたちの未来のために
青少年育成の取り組みは、少子高齢化や担い手不足といった課題に直面しています。そして、インターネットやSNSの普及により、情報の取捨選択能力もこれまで以上に求められる時代となっています。
ですが、大切なことは「ちょっと声をかける」「困っている様子に気づく」「一緒に考える」など、小さな行動の積み重ねです。これは、時代が変わっても、変わらないことです。私たち一人ひとりが子どもを見守る存在であるという意識を持つことが、地域の安心と子どもの未来を守る大きな力になります。家庭、学校、地域が手を取り合い、子どもたちに「この地域で育ってよかった」と思ってもらえるようなまちを、共につくっていきましょう。
夏休みという機会に、地域の大人として子どもたちに何ができるのか、今一度考えてみませんか。
◆「広報となみ」2024.8月号特集 親学びってなんだろう
「親学び」とは、子育てにおける親の役割や、子どもとの関わり方を親自身が学ぶ取り組みのことです。親まなびを通して様々な意見を知ることで、不安の解消や子どもとの関わり方を広げることが期待できます。
周りの人と話し合ってみたい具体的な子育てエピソードや、子育て世帯におすすめの本も紹介しています。
◆[募集]青少年育成砺波市民会議会員・賛助会員
青少年育成砺波市民会議では、活動の趣旨にご賛同いただける会員・賛助会員を募集しています。個人・団体・企業を問わず、地域の子どもたちの健やかな成長を応援したい皆さまのご参加をお待ちしています。
会員:青少年育成活動に関心のある個人・団体
賛助会員:企業・団体
年会費:2,000円(活動費に充当します)
問合せ:生涯学習・スポーツ課
【電話】33-1602