くらし 栄えある受章(賞)おめでとうございます

◆功績を認められ受章(賞)
秋の叙勲や大臣表彰、富山県功労表彰がこのほど発表され、次の皆さんが栄えある受章(賞)となりました。
皆さんの喜びの声を紹介するとともに、より一層のご活躍をお祈りします。(順不同)

◇危険業務従事者叙勲 瑞宝単光章
・元入善町消防指令
若島 正春(まさはる)さん(78歳・福島)
37年間の長きにわたり、消防士として総務・警防・予防の全部署の仕事を通じて地域消防活動に尽力した。
目の前で福島の堤防が崩れた黒部川の洪水では、命がけで水防活動にあたった。
「同僚、消防団員、地域住民の皆さんに深く感謝している」

◇秋の叙勲 旭日小綬章
・前みな穂農業協同組合 代表理事組合長、元全農県本部運営委員会 会長
細田 勝二(かつじ)さん(77歳・東狐)
長年、みな穂農業協同組合の代表理事組合長をはじめ要職を務め、町・県の農業振興に貢献。
15年前からJAみな穂で米の輸出拡大を目指し、米の輸出需要を開拓し、農家の所得向上に尽力した。
「受章は組合員や生産者、職員、家族の協力のおかげ」

◇富山県功労表彰 科学・文化
・入善町文化財保護審議会 副会長
本瀬 薫(かおる)さん(83歳・春日)
平成14年から町文化保護審議会員を務め、現在も副会長として町・県の文化財保護に尽力。「杉沢の沢スギ」の保全活動や、同林内での新品種のサクラの発見など、地域の文化振興に貢献している。
「若者たちに、町の自然・文化の素晴らしさを伝え続けたい」

◇地域文化功労者表彰 文部科学大臣表彰
・入善町じょうべのま遺跡保存会(田中久雄会長)
半世紀以上、国指定史跡「じょうべのま遺跡」の保全に尽力。日ごろの見回りや、毎年7月ごろの会員や家族による一斉清掃・草刈りを通して、遺跡の保護に貢献している。
「地区をあげた7月の保全活動は大切な集いの場。今後も活動を続けていきたい」