くらし 令和7年度当初予算をお知らせします(2)

■[最重要事業]人材育成・教育
◆ライフデザインの推進
▽加賀市ライフデザイン推進機構補助事業300万円
官民で組織した「加賀市ライフデザイン推進機構」において、加賀市で就職・結婚・出産といったライフデザインが描けるような、効果的な施策を検討するとともに、若年層や事業者を対象とした講演会やセミナー等を開催します。また、まちの魅力を新たに引き出す事業や若者の活躍を支援する事業を行うことで、定住者の増加につなげます。

▽プレコンセプションケア推進事業250万円
若年世代が将来のライフデザイン(人生設計)に資する視点を持ち、男女を問わず自分の身体に関心を持ち、将来、希望する人が、安心安全で健やかな妊娠出産に備えた健康管理(プレコンセプションケア)の取組を普及啓発します。

▽居住支援事業2,300万円
空き家増加を抑制し流動性を高めるため、新たな多世代型のコミュニティの創出や無理のない住み替えを促進することで、新しい人の流れを創出する「(仮)加賀市居住支援協議会」を設立し、大聖寺・松が丘をモデル地域として取り組みを進めます。

▽創造性をはぐくむ保育実践事業2,913万円
「子どもは無限の可能性をもつ豊かな存在」という子ども観をもとに、レッジョ・エミリア・アプローチからの学びを取り入れた保育実践を推進します。

▽保育料完全無償化事業1億5,342万円
すべての子どもの保育料を無償化し、子育て家庭がさらに安心して出産、子育てできるよう経済的支援を行います。

▽地域子育て相談機関設置事業(児童センター)8,701万円
妊産婦、子育て世帯、こども等が気軽に相談できる身近な相談窓口として、児童センターにおいて相談対応、情報提供、関係機関との連絡調整のほか、子育て応援ステーションと連携して支援を行います。

▽こども育成相談センター整備事業1,000万円
現施設の老朽化に伴い、旧加賀商工会議所を活用し、移転のために必要な整備を行います。

▽DX人材リスキリング促進事業2,700万円
市内企業等のリスキリングの取り組みを促進し、技術等を適正かつ効果的に活用できる人材の育成を促すことで、激変に対応可能な堅強な市内産業の構築を目指します。

◆学校教育ビジョンの加速化
▽学校教育ビジョン推進事業1億4,353万円
「そろえる教育」から「伸ばす教育」へ、一人ひとり、それぞれの可能性を最大限に開花させる教育、「子どもが主役」の授業づくりを推進します。

◆地域共生社会の推進
▽地域共生社会推進全国サミット開催事業2,318万円
制度や分野の縦割りや「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が自分のこととして参加し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく共生社会の実現を目指します。

◆知の広がり・文化の発信
▽エンジン01in加賀温泉実行委員会運営事業6,000万円
合併20周年を記念して、「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジ」を開催することで、市内外から多くの人が集まり、日本文化のさらなる深まりと広がりを目指すとともに、加賀市の魅力を発信します。

■産業集積
◆加賀温泉駅を核とした誘客促進
▽加賀温泉郷誘客促進事業2,251万円
北陸新幹線加賀温泉駅開業効果を最大限に活かすための誘客促進事業を展開します。

▽加賀温泉駅周辺施設整備事業29億400万円
加賀温泉駅前広場を市の玄関口に相応しい観光客のお出迎えの空間として整備します。

◆新産業の創出、先端技術
▽エアモビリティ産業創出事業335万円
市内の新たな産業基盤としてドローンおよびエアモビリティなど空の産業集積を目指して、関連事業者が研究・開発・実験等を実施することができる環境を整備します。

▽THU開催事業1,450万円
世界からデジタルクリエイターが集まることにより、加賀市を世界に発信するとともに、ものづくり企業を中心とした産業への活性化や市内企業における新たな産業やサービスの創出につなげます。

▽スタートアップ総合支援事業1,605万円
各省庁との相談や専門家の紹介などスタートアップ支援の総合窓口としてワンストップで行い、市内に魅力あるスタートアップを集積させ、市内企業とのビジネスマッチングを通じて市内産業の「成長」と「創造」を促します。

▽デジタル手続きの総合支援事業263万円
市民のデジタル手続きの総合支援を行い、市役所に行かなくても手続きができる「行かない窓口」を推進します。

◆産業団地の構築
▽片山津IC産業団地拡張整備準備費2,457万円
市片山津IC産業団地第1工区の整備に続き、さらなる事業用地の確保のため、第2工区に着手します。

▽次世代産業パーク整備準備費1,655万円
企業ニーズに対応できる規模の産業用地を確保するため、新たな産業集積地として、新産業創出・地域活性化に繋がる産業用地(仮称次世代型産業パーク)の整備を進めます。

◆商業地域の活性化
▽片山津温泉商業地域活性化事業1,911万円
片山津温泉3区通りなどの中心部の賑わい創出と活性化のため、各種事業を行います。

▽片山津温泉廃業旅館跡地整備事業4億8,770万円
廃業旅館を解体し、観光誘客の推進や地域の活性化を図るための跡地整備を行います。

■その他
◆移動最適化の促進
▽のりあい号×顔パス実証事業8,313万円
地域交通体系「KAGAあんしんネット」に基づき、高齢者をはじめとした自家用車を利用できない人の通院、買い物など日常生活における移動手段を確保するとともに、外出の機会が増えることによる健康増進につなげます。

◆心豊かで健康な市民生活の形成
▽住まい相談支援事業514万円
住まいに課題を抱える生活困窮者等に対し、総合的な相談支援から、見守り支援・地域とのつながり促進などの居住支援までを一貫して行う「住まいに関する支援システムの構築」に向けて、住まい相談支援員を配置し、必要な機関との連携や個別の相談に対して伴走支援を行います。

問合せ:財政課
【電話】0761-72-7805