スポーツ 祝令和七年三月場所 大の里関三月場所幕内最高優勝

祝令和七年三月場所 大関として初優勝。来場所は横綱昇進に挑む
大の里関三月場所幕内最高優勝

大相撲三月場所が、3月9日から23日にわたって大阪府のエディオンアリーナ大阪で開催され、大関の大の里関(庄出身)が3場所ぶり3回目の優勝を果たしました。
大の里関は圧力をかける相撲で白星を重ね、千秋楽では12勝3敗で高安関と並ぶと、優勝決定戦で過去に勝ったことがない高安関を「最後は気持ち」と送り出し、勝利をつかみました。
優勝インタビューでは「大関になってから思うような成績が残せない中、優勝できてよかった。来場所が大事だと思うので、頑張ります」と抱負を述べました。また、4月7日に開催される大相撲津幡場所については「優勝し、巡業で地元の津幡町に帰れることを嬉しく思う」と故郷への思いを語りました。
なお、優勝を祝う懸垂幕が福祉センター棟に掲示されています。

■大の里泰輝(おおのさとだいき)
本名:中村泰輝さん。平成12年生まれ。二所ノ関部屋所属。身長192cm、体重183kg。
小学1年生のときに津幡町少年相撲教室で相撲を始め、令和五年五月場所で初土俵。令和六年五月場所、九月場所で幕内最高優勝に輝く。得意技は突き・押し・右四つ・寄り。
津幡町の魅力を広く発信する「津幡町広報特使」も務める。

■ふるさと津幡から大の里関へ!!パブリックビューイングで大声援
千秋楽には福祉センター大ホールでパブリックビューイングが行われ、約300人が来場しました。
会場は超満員。「がんばれ!!大の里」と書かれたプラカードや応援幕を掲げて大声援を送り、優勝の瞬間は大歓声が湧き起こりました。
矢田町長もパブリックビューイング会場に駆けつけ、「(琴櫻戦、優勝決定戦の)2戦とも大の里関らしい素晴らしい相撲だった。4月7日の津幡場所が楽しみ」と祝福しました。