くらし 特集(1) 世界に選ばれる福井へ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県
- 広報紙名 : NEWSふくい 69号
日本を訪れる外国人旅行者は年々増加しており、昨年は年間約3690万人と、過去最多となりました。県では北陸新幹線福井・敦賀開業や中部縦貫自動車道県内全線開通などの機会を生かし、増加する外国人旅行者を福井に呼び込んでいきます。
■海外に福井を売り込む
県内の外国人宿泊者は、令和5年度で約6万3千人。台湾や中国、香港などの東アジアの国々が約6割、次いでアメリカが多くなっています。こうした国々には、福井県の観光営業拠点(観光レップ)を設置し、現地の旅行会社に対して福井県の観光情報の発信や旅行商品造成に向けた営業活動を行っています。また、各国の旅行博覧会への出展や訪日旅行ツアーを取り扱う国内外の旅行会社と商談会を開催するなど、幅広く福井をPRしています。特に富裕層の顧客が多い旅行会社には、伝統工芸品の魅力を押し出したPRも行っています。昨年11月と今年2月には旅行会社向けに伝統工芸を体験するモニターツアーを企画し、合わせて5社が参加しました。
近年では、個人での旅行が増えていることから、SNS等を活用した情報発信にも力を入れています。海外のインフルエンサーや有名旅行雑誌の記者を招き、福井ならではの「体験」をSNSや雑誌に掲載してもらうことで、「Fukui」の知名度アップを図っています。今年度は、敦賀のおぼろ昆布作りや坂井市の民宿での宿泊などを体験していただきました。
来年度には新たに、大阪・関西万博開催にあわせた誘客プロモーションなどを実施し、個人をターゲットにした情報発信をさらに強化していきます。
■夜間観光コンテンツの造成
県内の外国人宿泊者は他県に比べて少なく、福井での滞在時間を延ばして宿泊者を増やすことが重要な課題となっています。県では今年1月、日本舞踊や三味線、和楽器などの伝統芸能ショーの観覧や伝統芸能体験、地元食材を使った料理など、夜でも楽しめる観光コンテンツを作り、個人や団体旅行向けに販売を開始しました。これをモデルとして打ち出し、県内に波及させることで夜間観光コンテンツの充実を図り、外国人宿泊者数の増加につなげていきます。
■受入環境の整備
より多くの外国人旅行者を受け入れるためには、旅行中の不便さや不安感を解消することが必要です。県では、市町と協力し、多言語案内の看板整備や公衆トイレの洋式化を進めるほか、県内各地で無料Wi-Fiを整備し、旅行しやすい環境づくりを進めています。
また今年度は、より快適な旅を楽しんでいただくため、事業者の免税店登録やキャッシュレス決済の導入に助成を行いました。3月末までに県内で約420の店舗に登録・導入されます。ほかにも、外国人への接客や案内方法について学ぶセミナーの開催やアドバイザーの派遣など、事業者のおもてなしの環境整備や意識向上に取り組んでいます。
今後も、外国人旅行者に選ばれる福井を目指して、情報発信や環境整備などに取り組んでいきます。
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■Fukuiレポーターズが魅力を発信!
県では、福井県在住の外国人の方を「Fukuiレポーターズ」として委嘱し、地域のお祭りやイベントへの参加、観光地訪問や県内企業の商品モニターなどの体験情報をSNSなどで国内外に広く発信していただいています。今年は29名のレポーターズが福井の魅力を発信中です。
◆Fukuiレポーターズとして活動しているクララさんに聞きました
フランスのプロバンス地域出身で、県の国際交流員(CIR)として海外向け公式SNSアカウント(Instagram・Facebook)やYoutubeアカウントを運営。観光誘客イベントでの通訳サポートや海外向けパンフレット等の翻訳チェックなども行っています。
○福井で印象に残っている場所は?
元々爬虫類が好きで、恐竜にも興味があったので、恐竜博物館はとてもインパクトがあり印象に残っています。福井駅前の恐竜コンテンツがあるエリアも大好きです。
○クララさんから見た福井県の強みや魅力は?
恐竜など色々な魅力がありますが、強く感じることは「食」の素晴らしさです。若狭の方は「御食国(みけつくに)」といわれますが、福井で採れた食材はとても美味しいと感じます。特に「越前かにまつり」で食べた越前がには忘れられません。また仕事では、どこに取材に行っても温かい歓迎を受けたことが印象的で、人のやさしさも魅力の1つだと思います。
■〔知事メッセージ〕みなさんご一緒に
○外国人旅行者に選ばれる福井を目指します!
刺さる情報発信やコンテンツづくりを行うとともに、快適な旅が楽しめるよう環境整備を進め、福井により多くの外国人旅行者を呼び込みます。
知事 杉本達治
お問い合わせ:
観光誘客課インバウンド推進室【電話】0776-20-0699
商業・市場開拓課【電話】0776-20-0369(免税店・キャッシュレス決済、伝統工芸品のPRに関すること)
国際経済課【電話】0776-20-0752(Fukuiレポーターズに関すること)