イベント 永平寺町地域おこし協力隊!

■町産米こうじ甘酒作り、べったら漬け作り
3月22日、町地域おこし協力隊で栄養士の資格を持つ西川朋子さんの企画で、永平寺町産の米こうじを使った甘酒作りと大根のべったら漬け作りが上志比公民館で行われました。
参加者は普段から甘酒や漬物を作っている人がほとんど。これまでは米こうじを使用した甘酒作りを炊飯器などで挑戦していた人が多く、講師の「永平寺の里野彩工房」代表の橋本清子さんから今回温度管理の仕方を教わったことで、「家でも簡単にできそう」と喜んでいました。
西川さんは「今後も永平寺町の食材の発信ができるような活動に取り組むとともに、活動場所を固定せずイベントを開催することでより多くの町民のみなさまに参加してもらえるようにしていきたい」と話していました。

■ぶどう剪定枝で草木染め
3月29日、町地域おこし協力隊の中野沙織さんの企画で、まちづくり株式会社ZENコネクトが栽培するぶどうの剪定枝を使った草木染めのワークショップが松岡公民館で開催され、町内外から30名が参加。町ブランドSHOJIN認定事業者の「草木染工房風雅」の石川雅夫さんと草木染めを行いました。
参加者は媒染剤によって異なる色に染まることや、絞り方で各々違う模様になることを交流しながら楽しみました。春休みで岐阜県から帰省した娘さん・お孫さんと一緒に参加した柿木あつこさん(光明寺)は「楽しい時間を過ごせた」とにっこり。参加者からは「ぶどうの木からこんな素敵な色が出るなんてびっくり」「廃棄物からアートが産み出されるのはすごい」などの感想も聞かれました。
中野さんは「SDGsや地域資源活用という観点にとどまらず、ぶどうの新たな楽しみ方を発見できた」と話していました。