- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県美浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年8月号 No.655
■町の食材を活用し、情報発信を続ける「熟成魚場 福井県美浜町」オープンから10周年
6月29日に、株式会社fun function(ファン ファンクション)が運営しているアンテナショップ型居酒屋「熟成魚場福井県美浜町」が、オープン10周年を迎え、27日に、東京都日本橋の同店で記念イベントが行われました。
同店は、町の農林水産物の販路拡大や「美浜ブランド」の魅力向上、首都圏での町のPR等を目的として、平成27年にオープンしました。店のメニューには、へしこや野菜等、町で生産された食材が使われ、町の魅力を存分に発信しています。
記念イベントでは、10周年感謝祭メニューの提供や、町の特産品であるイチゴを使った羊羹(ようかん)や太田蕎麦の振る舞いの他、戸嶋町長や川畑議長ら、町関係者によるおもてなしと町のPRを行いました。
戸嶋町長は「東京の日本橋という場所で10年間お店を続けることは、とても素晴らしいこと。町のPRも続けていただき感謝している。お客様にも今回提供させていただいた町のお酒や食材を召し上がっていただき、これを機会にぜひ美浜にお越しください」と話していました。
問合せ:町産業政策課(担当・浅妻)
【電話】32-6706
■犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ 社会を明るくする運動キャラバン隊
7月1日に「社会を明るくする運動」キャラバン隊の出発式を町役場で開催しました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない地域社会を築こうとする全国的な運動です。今回、7月の強調月間に合わせてキャラバン隊によるPR活動を実施しました。
出発式には、敦賀地区保護月1日に「社会を明るくする運動」キャラバ司会美浜支部や美浜地区更生保護女性会等で構成される社会を明るくする運動実施委員会から計11人が参加し、実施委員長の戸嶋町長から激励の挨拶がありました。
出発式終了後、隊員らは2班に分かれて町内の保育園や各小・中学校、美方高校、嶺南東特別支援学校等を巡回し、啓発物品を手渡しながら、犯罪や非行のない地域づくりを呼びかけていました。
問合せ:町住民環境課(担当・津原)
【電話】32-6703
■人権を尊重するまちづくりを目指して活動 人権擁護委員に感謝状の贈呈と委嘱状を伝達
7月8日に、多年にわたり人権擁護委員として活動に尽力された方への感謝状の贈呈式と新たに委員になられる方への委嘱状の伝達式が町役場で行われました。
町の人権擁護委員は、町内各小学校における人権教室を開催や、人権週間や各イベント等での啓発活動、声かけ運動を行っています。また、退任された委員の方々は、新しい企画として町内3小学校の4年生に、子どもたちが描いたポスターを基にした人権教室を開催する等、人権意識の向上に大きく貢献されました。
贈呈式では、令和4年7月から令和7年6月まで人権擁護委員として活動された、上登野榮子さん(興道寺)と髙橋一男さん(金山)、森本哲さん(河原市)に敦賀人権擁護委員協議会会長から感謝状が手渡されました。また、委嘱状の伝達式では、7月1日付けで新たに人権擁護委員になられた軍場康代さん(興道寺)と森田美恵子さん(佐野)、内田順子さん(郷市)に、委嘱状が伝達されました。
感謝状を受け取った上登野さんは「活動を通して、人々の幸せは、人権を外して他にないのだと改めて感じることができ、人権について学び直すことができた貴重な3年間だった」と話されました。また、委嘱状を受け取った内田さんは「人権擁護委員は、さまざまな仕事があるが、精一杯頑張り、退任する時に充実したと言えるように取り組んでいきたい」と話されていました。
問合せ:町住民環境課(担当・津原)
【電話】32-6703
■これからの美浜町をみんなで考える 第2回MIHAMA高校生サミット・みんなで考える!まちづくりワークショップを開催
7月8日に「第2回MIHAMA高校生サミット・みんなで考える!まちづくりワークショップ」を美浜未来想作所まほらで開催しました。
この催しは、令和8年度からスタートする第六次美浜町総合振興計画の策定に向けて、若年世代の意見や提案を計画に反映するとともに、まちづくりへの参画を推進するため、町が開催したものです。
1月に開催した第1回MIHAMA高校生サミットでは、美浜町の将来像を考えるため、町の優先施策である「にぎわいゾーン」「地域力向上」「人口減少対策」の3テーマについて議論しました。参加した高校生らは、その後も継続して探究活7動を行い、今回、活動の報告と活動を踏まえた町への提案発表に至りました。
高校生らは、にぎわいゾーンでのイベントに若者を呼び込むためのアイデアや、子ども食堂の更なる発展のための方策、空き家を利活用し移住・定住につなげるための提案等について発表しました。
高校生からの提案を受け、戸嶋町長は、「町を動かす力の源泉は地域愛であり、皆さん一人一人が関わり自分事として取り組むことが重要。ご提案頂いた内容を自ら企画し実践して頂き、町の活性化や自分の自信につなげていただきたい」と話していました。
問合せ:町まちづくり推進課(担当・大道)
【電話】32-6701