くらし 動脈硬化を予防しようシリーズ(3回目)

■高血圧を予防する食事(1)
高血圧症は、いつの間にか動脈硬化が進行し、脳血管疾患などを引き起こす原因となる自覚症状がない病気の一つです。
高血圧の予防には「減塩」と言いますが、なぜ減塩が必要か、ご存じですか?
塩分を多く摂ると、血液の塩分濃度を一定にしようとする作用で、血管内に水分がため込まれます。その結果、血液量が増え、血管にかかる圧が増して血圧が上がってしまいます。

健康日本21(第3次)では、1日の食塩摂取目標量を、「7.0g未満」としており、高血圧予防には、毎日の食事で意識して減塩することが大切です。
まずは、「食べる時の工夫」をしてみましょう。

たとえば…
一.ラーメン等の汁は残すべし
一.減塩調味料を使用すべし

すでに血圧が高めの方は、受診することも大事な予防策です。時々は、血圧を測るようにしましょう。

NEXT:次回は、高血圧予防の運動についてお伝えします。