- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県北杜市
- 広報紙名 : 広報ほくと 令和7年4月号
市では、妊娠・出産・子育てと切れ目のない子育て支援を行っていますが、その中で市が助産師と連携して妊産婦さんのケアを行っていることをご存知ですか。
北杜市の大きな特徴として、市内に開業助産師が大勢いることが挙げられます。助産師は、女性とその家族の一生に寄り添う専門家。妊娠・出産・産後をトータルでケアします。『北杜市でしあわせなお産をしよう!』を合言葉に寄り添い、日々奮闘しています。
市では、市内の助産師の皆さんと定期的に意見交換や情報共有を行っています。その中で、地域にいる助産師をまずは知っていただくために、何かお手伝いすることができないかというご意見をいただきました。このことをきっかけに、市はこのたび市内で活躍する助産師を紹介する「助産師マップ」を作成し、母子健康手帳の交付時にお渡ししています。
一人でも多く方から「北杜で出産、育児をして本当に良かった」と言ってもらえるよう、市ではこれからも助産師と協力し、妊産婦さんやご家族の皆さんに寄り添い、支援していきます。
■助産師の思いを聞く
「子育てなど何か相談したい時、子どもを連れて病院へ行くのは大変です。しかし、助産師に電話いただければ助産師がご自宅へ伺って相談などを聞くことができます。そういう環境が北杜市には整っていて、助産師は身近な存在であるということが助産師マップから伝われば良いですね」と話す松浦助産院の松浦照子さん。行政と助産師が連携して助産師マップを作成した自治体は全国的に珍しいため、北杜市は注目を浴びているそうです。
tutuバレエ助産所の平岩習子さんは、「一人一人と丁寧に関わっていくということが、助産師の一番の役割だと感じています。市は切れ目のない支援を目指していると思いますが、市と助産師が連携し、バトンを回せていければ、大きな社会的役割になると思います」と語られました。
問合せ:ネウボラ推進課
【電話】42・1401
【FAX】30・4144