- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県笛吹市
- 広報紙名 : 広報ふえふき 2025年10月号
■投げ込みヒーターの誤った使い方による火災が発生しています
○投げ込みヒーターとは
電気により発熱する器具で、水を張った容器に、ヒーター部分を入れることで、水を温めることができる移動式ヒーターです。コンセントに接続するだけで水を温めることができる便利な器具ですが、高温となったヒーター部分が、可燃物に接触することで火災となるなど、使い方を誤ると火災を引き起こします。
○市内で発生した火災事例
ポリバケツに入れた水を温めるために投げ込みヒーターを使用していたが、電源を切り忘れて出掛けたところ、長時間加熱されたことでポリバケツの中の水が蒸発し、空焚き状態となり火災になった。
○火災を防ぐためには
・取扱説明書の注意事項をよく確認し正しく使用する。
・ポリバケツなど樹脂製容器は使わず、金属製容器を使用する。
・ヒーター部分が水に浸かっているか確認する。
・使用中はその場から離れない。目を離さない。
・使用後は電源プラグを抜く。
・万が一に備え、温度センサーなどの安全装置付きの投げ込みヒーターを使用する。
○お願い
投げ込みヒーターによる火災は全国的に多く発生しており、使用方法の誤りによる火災がほとんどです。投げ込みヒーターに限らず、電気製品の火災の多くは取扱説明書に記載されている使用方法や注意事項を守らないことで発生しています。今一度、身の回りで使用している電気製品の取扱説明書の確認をお願いします。
問合せ先:消防署(予防担当)
【電話】055-261-0119
