くらし ふじかわFocus

今月は、JICA(ジャイカ)(国際協力機構)の海外協力隊員としてアフリカ・ガーナに派遣されることが決まった町出身(長澤)の中込夢(のぞみ)さんにお話を伺いました。

■派遣が決まるまでは何をされていましたか?
大阪府で栄養士として働いていました。学生時代から海外で国際協力に携わりたいと考えていて、派遣先まで決まっていたこともありましたが、新型コロナウイルスの影響で渡航できなくなったことがありました。
今回、改めて応募させていただき、派遣が決まって嬉しく思っています。

■派遣先であるガーナでは、どのような活動をされるのですか?
私はガーナの首都から車で6時間ほど離れたところで従事することになっています。主に、保健局のようなところで栄養士として母子保健の分野に携わります。2年間という限られた派遣期間ではありますが、お母さんと赤ちゃんに必要な栄養などについて、自分ができることをできる限りやっていけたらと考えています。国のニーズを把握し、ニーズに合った支援を提供できることが大切だと考えています。停電や断水なども多く、どういった環境なのかはわかりませんが、精一杯やりぬいてきます!
また、私は納豆が大好きなので、ガーナのみなさんにも食べてほしいと思っています。そのためにも、現地の大豆で日本の納豆を再現することにチャレンジします!どんな大豆があるかや、気候もわからないので、手探りではありますが、おいしい納豆を再現して、現地のみんなにも納豆を好きになってもらいたいと思っています。いまからワクワクしています。

■富士川町のみなさんに一言お願いします。
私もまだまだ未熟です。現地の方々とともに学び合い、ともに成長できたらと考えています。
町の子どもたちにも失敗を恐れず、どんどん挑戦してほしいです。