くらし 新年のご挨拶
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- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県山中湖村
- 広報紙名 : 広報やまなかこ 令和7年1月号
山中湖村長
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は村政全般にわたり、村民皆様のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。昨年は、元旦の能登半島地震や、その後の土砂災害被害、又全国各地でも豪雨による災害が発生するなど異常気象による悲惨な被害に見舞われた年でもありました。また、政治、社会、経済においても大きく変化し、世界情勢もウクライナ侵攻やイスラエル、ヒズボラ、イラン紛争と乱れており、私達国民の生活に対する不安が増した年でもあったと感じています。
私は、昨年12月の村長選挙におきまして、村民皆様のご支援を賜り、村政を担わせていただくこととなりました。村名変更60周年の節目を迎える村政の舵取りを担わせていただくことに改めて身の引き締まる思いであります。人と心が一つになる「ワンチーム」のもと、参加型行政を推進し、本村の更なる発展と住民福祉の向上、この村を未来へ繋いでいくため、引き続き全力で挑戦する村づくりに取り組んで参ります。
私は、就任当時より掲げてきた5つのビジョン「観光経済への対策」「少子高齢化への対策」「教育環境の充実への対策」「環境保全への対策」「公共施設老朽化への対策」の実現のため、本村を取り巻く様々な課題への対応に努力してまいりました。特に最優先課題であった小学校統合については、議会や保護者、村民の皆様のご理解を得ることができ、令和10年4月1日に統合小学校を開校する決定をいたしました。
観光経済もコロナ禍以前以上に回復し、インバウンド需要も大きく伸び、観光誘客誘致事業により経済波及効果に大きく貢献したと確信しております。また、自然環境を活かした明神山整備構想に基づき、パノラマ台を「山中湖明神山パノラマ台」として名前も新たにリニューアルし、完成した展望デッキには初日から多くの人達が訪れ、新しい観光拠点として賑わいを見せております。
私達山中湖村は恵まれた自然の中で、先人達が積み重ねてきた歴史と文化があり私達がいます。これからの時代、不透明ではありますが、本村は本村として前進していくため、もう一度未来の可能性を捉え直し、新しい創造に基づいた村づくりを村民全員で創ってまいりたいと思います。
まだまだこれまでの幾つかの施策や対応してきた課題もありますが、私の政治信条である「正直な政治、正直な村政」を実行し「ワンチーム」を胸に村政を進めてまいります。そして、私の目指す次世代の礎となる村政の更なる飛躍のため、村民の皆様と本村が目指す方向性を共有し、「夢と希望のもてる村づくり」に邁進してまいります。
結びに、本年が皆様にとりまして、希望に満ちた素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げまして、新春のご挨拶といたします。
山中湖村議会 議長
新年明けましておめでとうございます。
輝かしい令和7年の新春を迎え、山中湖村議会を代表し、新年のご挨拶を申し上げます。
村議会では、昨年も村民の皆様の温かいご支援を賜りながら、村の課題に取り組んでまいりました。
特に、長年の懸案事項であった「小学校統合及び教育の在り方」については、多くの皆様に参加をいただき議会報告会を開催した上で特別委員会の調査結果をまとめ、その方向性を見出すことが出来たことに議員一同深く感謝申し上げます。
また、昨年11月には「明神山パノラマ台」が完成し、富士山と湖をはじめ、その雄大で素晴らしい自然を一望したとき「村議会という立場で、これから何をすべきであるか」強く感じるものがありました。
将来・次世代に向け、特別委員会でも議論していますが、山中湖全体の環境を保全することや、近隣自治体との連携も見すえた一市二村道の整備など、多くの課題に向き合い、この村に暮らす皆様の生活を守っていくことが私たちの使命であり、その責任の重さを改めて痛感いたしました。
議員としての任期も残り2年余りとなります。議員それぞれが、さらに地域の皆様との対話を大切にし、意見や要望をしっかり受け止めてまいります。
そして、村のさらなる発展のため、皆様の生活に直結する重要なテーマに対し、一層の努力を重ねていく所存ですので、本年も村議会に対し、忌憚ないご意見、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
結びに新しい年が皆様にとりまして、健康で幸多き一年となりますよう心よりご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。