くらし [特集]環境にやさしい循環型社会を目指して(1)

上田地域広域連合および市では、老朽化が進んでいる3つのクリーンセンター(上田・丸子・東部)を1つに統合し、コンパクトで環境にやさしい資源循環型施設を整備するため、建設候補地周辺地域の皆さまと話し合いを重ねてきました。
このたび、清浄園用地を正式に建設地として決定し、本格的に整備事業を進めていくことになりました。
本特集では、資源循環型施設がどのような施設であるのか、施設整備と一体的に行う周辺整備事業はどのような内容なのか、また、環境負荷の低減のために皆さんに意識していただきたい「ごみの分別・減量」について、紹介します。

■資源循環型施設の概要
◆建設地
し尿処理施設「清浄園」用地(常磐城2320ほか)

◆水害への対策
水害対策における基本方針

▽100年に一度の確率の降雨
・ごみを処理する機能を守る

▽1000年に一度の確率の降雨
・主要設備を守り、ごみを処理する機能を速やかに回復
・二次災害を生じさせない

◆施設概要

※法改正前の値
ppm:100万分の1
μg(マイクログラム):100万分の1グラム
ng(ナノグラム):10億分の1グラム

◆建設スケジュール

■これまでの経過

※1 資源循環型施設に関する事業構想の段階から、地域住民、学識経験者、行政が安全安心な施設の在り方などについて協議を行い、地域住民の安全安心を将来にわたって保証する計画を創りあげることを目的とした団体
※2 周辺自治会および関係団体の計6団体で構成される組織

■資源循環型施設の整備を契機とした地域のまちづくり(周辺整備事業)
市では、施設周辺の整備事業をとおして、地域の魅力向上と住みやすいまちづくりの実現に努めてまいります。

◆一体的な整備により「魅力的で住みやすいまちづくり」を実現
▽余熱利用ゾーン
資源循環型施設で発生する焼却熱の余熱を活用した地域交流拠点の整備(アクアプラザ上田の再整備+子ども広場)

▽公園緑地ゾーン
多世代に利用しやすい緑あふれる憩いの場の整備(芝生広場、ウォーキングしやすい

▽園路資源循環型施設
※詳しくは本紙をご覧ください。

4・5ページで、皆さんに意識してほしい「ごみの分別・減量」について紹介します。

問合せ:
資源循環型施設建設関連事業課【電話】71・8082
廃棄物対策課【電話】22・0666
環境政策課【電話】71・6428