健康 血圧測定と尿中塩分測定をしましょう~自分の身体に関心を持とう~ 5月17日は世界高血圧デー

◆普段の血圧を知ることが健康の第一歩です
血圧は1日を通して常に変動しています。朝と夜の2回計測すると、自分の血圧の変動が分かります。また、医療機関に通院している人も診断の判断材料になります。ぜひ家庭でも血圧を測定し、記録しましょう。

◇高血圧の診断基準

◆減塩で高血圧予防
高血圧の原因は、塩分の多い食事や過食、偏食、運動不足による内臓脂肪の蓄積、喫煙や加齢、遺伝的な要因などさまざまですが、生活習慣を改善することで高血圧を予防できます。
減塩は、高血圧の進行を防ぎ合併症のリスクを減らし、血圧を安定させる効果があります。血圧が高くない人も、適切な食塩摂取量を心がけましょう。また、野菜に多く含まれるカリウムには、食塩(ナトリウム)を排出する役割があります。減塩と合わせて、野菜を摂取しましょう。

◆食塩摂取をあと2グラム減らそう!
市の食塩摂取目標は1日7グラム未満です。長野県は全国的にも食塩摂取量が多く、県内各地で減塩の取り組みが積極的に進められています。市でも2006年から尿中塩分測定を開始し、ここ10年間は9・5グラム程度で横ばいですが、開始時から7グラムの減少が見られます。
日々の心がけで減塩につなげましょう。

◇須坂市食塩摂取量平均値の年次推移(尿中塩分測定の結果より)

※2006~2008年度:24時間蓄尿、2009~2013年度:夜間蓄尿、2014年度以降:随時尿

◆あなたの食塩摂取量はどのくらい?
1日に何グラムの食塩をとっているかを調べることができる「尿中塩分測定」を年間を通して実施しています。自分の食生活の状況を知り、適切な食塩摂取量を一緒に考えてみませんか。
方法:保健センターで測定の物品一式を受け取り、採尿し、提出ください。結果は翌月の指定日時に受け取りにお越しください。
※市民(18歳以上)は無料
受付期限:2026年3月13日(金)

◆家庭の味付けが大切です
◇汁物の塩分濃度測定
みそ汁などの塩分濃度を測定して、家庭の味付けの状況を確認できます。
方法:測定するものを少量(15ミリリットル程度)保健センターにお持ちください。その場で塩分濃度を測定します。

◇おいしい減塩レシピ
1人分の塩分が1グラム以下で作れるレシピを、市ホームページで紹介しています。減塩が続かない方、減塩のコツを知りたい方はぜひ作ってみてください。
※保健センターで配布もしています。

◇毎月17日は減塩の日
「減塩の日」に合わせ、保健センターで減塩商品の展示や減塩相談を行っています。お気軽にお声かけください。

本紙最終ページに、減塩でもおいしいみそ汁のレシピを掲載しています。
合わせてご覧ください!

問合せ:保健センター
【電話】026-248-9023