- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県伊那市
- 広報紙名 : 市報いな 令和7年8月号
現在2年目となる各常任委員会での所管事務調査の状況をお知らせします。調査内容を政策提言としてまとめ、市などへ伝えていきます。翌年度に市から提言内容に対する報告をもらい、市政への反映状況を議会が確認します。
◆総務文教委員会
総務文教委員会では、今年度、公共交通について調査研究や関係機関からの意見聴取等を行い、市民の皆さまの足の確保と利便性の向上に向けた検討を行っています。
市内において定着しつつある「ぐるっとタクシー」は、高齢者の足として重要な役割を担っていますが、それだけで十分とは言えません。
それを補完する手段の一つとして各地区社会福祉協議会が運営している「おのりな号」による移送があります。しかし、各地区の状況を調査してみると利用頻度などまちまちであり、十分にその役割を活かしている地域は少ないのが現状です。「おのりな号」がより有効な移動手段となるためにはどのような対策が必要であるかを研究し、年内を目途に市長への提言を行う予定です。
◆社会委員会
社会委員会では、「屋内の子どもの遊び場」について、市民と議会との意見交換会や市民サポーターからの意見聴取をはじめ、先進地および市内への視察、市各所属部署に対する調査等の各種調査研究を経て、令和7年3月に市長へ提言を行いました。内容には、年齢に関わらず家族で遊べる場所や、既存施設の有効活用、子育て世代へのアンケート実施、民間委託や民設民営も含めた運営方法の検討等を盛り込みました。
今年度は「認知症に関わる支援」について、昨年度から引き続き各種調査等を行い提言をまとめ、今年度中に市長に提出する予定です。
◆経済建設委員会
経済建設委員会では、所管事務調査のテーマ「人口減少と施設の見直し」から、市営住宅に着目し「市営住宅の今後のあり方」について調査・研究を行っています。
5月下旬には、市営住宅がある地区の皆さまの生の声を聞き取りたいとのことから、若宮区、大萱区の2地区で意見交換会を実施しました。出席された皆さまからは、市営住宅を取り壊した跡地利用として、子どもたちが遊べる広めの公園の設置要望や今後の自治会が発展・維持していくため跡地の一部を宅地分譲し区民を増やして欲しい等、建設的な意見が多く出されました。
今後、委員会では、皆さまから出された意見を参考にさらに議論を深め提言へとまとめていく予定です。