くらし こころをむすび伊那をつなぐStory vol.16

■やさしさが、まちをめぐる日!-リアルこころむすび-
「これ、誰かが使ってくれたらうれしいな」「子どものやってみたいを一緒に実現したくなる!」そんなやさしい気持ちがまちのなかで行き交いました。
7月の伊那まちファミフェスで「リアルこころむすび」の一環として設けた「なんでもシェアリングコーナー」と「みんなのこえすいぞくかん」。シェアリングコーナーには、子ども服やおもちゃ、日用品、おむつなどが持ち込まれ、通りかかった大人や子どもが笑顔で譲り受けていました。使わなくなったモノが、誰かの役立つモノへと生まれ変わる。そんな「モノのやさしい循環」が会場のあちこちで広がっていました。
「みんなのこえすいぞくかん」では、子どもや大人の「やってみたい」「やってあげたい」気持ちを魚や泡のカードに書いて展示。青空のもと、風にたなびくその声たちは「私も同じことを思っていた!」「一緒にやってみたいな」と共感を呼び、地域内だからこそ親しみを感じる新たなつながりのきっかけとなりました。展示は、伊那図書館でも行い、それを見た方がさらに感じたことを記していました。
今後は、学用品の循環や「月1モイmoi」でのシェアリングのほか、世代を超えてつながる掲示板づくりなどを予定。身近な場所で、手書きでの思いを通じて、人や地域の優しい出会いや繋がりを実感したり、モノや想いがめぐる仕組みをじっくり育み、1人1人の暮らしやすさにつながったら嬉しいです。

問合せ:地域創造課 地域ブランド推進係