子育て シェアから広がる、伊那らしいやさしい循環 こころむすび

「これ、誰かに使ってほしい」「みんなのやってみたい!を応援したい」「譲ってもらって嬉しかった」――。
そんな気持ちを、地域のなかで形にするのが『こころむすび』です。
市では、WEBサービスとリアルな場を組み合わせ、限りある資源や想い、スキルがめぐり、人と人が出会い、支え合う仕組みを育んでいます。
伊那の人々がもともと持つ“やさしさや譲り合いの心”を大切に、さらに広げ、日常の暮らしの中で人と地域のつながりを深めることを目指しています。

◆子ども用品・学用品シェアリング会
子ども服や学用品、おもちゃなどの譲り合い。今年は市役所で1月、5月、10月に行い、毎回400人以上が参加。今後も定期的に開催します。

◆おむつシェアリング
サイズが合わなくなった紙おむつを必要な家庭に届けます。子育て支援センターや市役所などに回収・配布ボックスを設置し、多くの方に活用いただいています。

◆月1モイmoiでのシェアリング(9月開始)
フィンランドの文化や暮らしに親しむ月1回のイベント「月1モイmoi」に、“ご自由にどうぞ”のシェアリングコーナーを設置。小さな交流の場からモノと想いの循環を広げます。

◆WEBサービス「こころむすび」
モノやスキルを譲り合い、仲間とつながるオかたちにンラインの仕組み「こころむすび」を運用。
誰でもどこからでも利用できます。

◆“みんなのこえ”をかたちに
まちなかイベントで行った「みんなのこえすいぞくかん」は、子どもや大人が「やってみたい」「やってあげたい」をカードに書き掲示。集まった声は「私同じ気持ち」「一緒にやってみたい」と共感を呼び、つながる仕組みで、図書館などに展示しました。

■利用者のこえ
おもちゃや服など地域で気軽に譲り合えてよかった!
育児のことで誰かの助けになる取組に参加できるのは嬉しいです!

こころむすびこころむすびは、モノの交換にとどまらず、地域の人々の「やさしさ」や「やってみたい」とし合うことで新しいつながりを生み出します。世代や立場を超えて学び合い、助け合う――。そんな一人ひとりの関わりの形が、さらに伊那に根づいていったらうれしいです。

問合せ:地域創造課 地域ブランド推進係