- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県伊那市
- 広報紙名 : 市報いな 令和7年11月号
11月11日(火)~11月17日(月)は“税を考える週間”です
■令和8年度から個人住民税の計算方法が一部変更されます
▽給与所得控除の引上げ
給与所得者に適用される給与所得控除について、給与収入金額が190万円以下の方の最低保障額が55万円から65万円に引き上げられます。

物価上昇による税負担の見直しと就業対策を目的に、給与所得控除の引き上げなどが行われます。
▽各種扶養控除やその他所得控除に関する所得要件額の引き上げ
各種扶養控除等の適用を受けるための所得要件額が10万円引き上げられます。

▽特定親族特別控除の創設
今までの特定扶養控除は、合計所得48万円以下の要件(給与収入でいわゆる103万円の壁)があり、学生アルバイトの方などの多くは合計所得48万円を超えないように就業を調整されていました。
特定親族特別控除では、特定扶養控除対象の19歳以上23歳未満の方のうち、合計所得金額が58万円(改正後の所得要件)を超えて扶養控除を適用できない方についても段階的に控除を受けられるようになります。

その他の変更点や詳細ついてはホームページをご覧ください。
問合せ:市民税係
■トラクターやフォークリフトは軽自動車?償却資産?~正しく申告しましょう~
トラクターやフォークリフトなどは、公道を走るかどうかに関わらず農地や工場の中だけで使用する場合でも税に関する申告が必要です。
小型特殊自動車は軽自動車税、大型特殊自動車は固定資産税の対象です。
▽農耕用(乗用装置のあるもの)
・トラクター
・コンバイン
・田植機 など
最高速度が時速35km…
未満:小型特殊自動車なので軽自動車税(種別割)
以上:大型特殊自動車なので固定資産税(償却資産)
▽建設用
・フォークリフト
・ホイールローダー
・油圧ショベル(バックホー)
・ロードローラー など
(1)高さ2.8m以下
(2)幅1.7m以下
(3)長さ4.7m以下
(4)最高速度時速15km以下
(1)~(4)すべてに該当:小型特殊自動車なので軽自動車税(種別割)
(1)~(4)どれか1つでも該当しない:大型特殊自動車なので固定資産税(償却資産)
※詳しくは本紙をご覧ください。
※分類は道路運送車両法に基づいています。
小型特殊自動車に該当する農耕用または建設用機械は、固定資産税の申告は不要です。
軽自動車税の申告をして、ナンバープレートの交付を受けてください!
問合せ:管理納税係・資産税係
■税に関する標語 入選作品発表
本年度も租税教育の一環として、市内小学6年生の皆さんから税に関する標語を募集しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
※入選作品は本紙をご覧ください。
※全入選作品は市公式ホームページに掲載しています。
■自動音声、SMSによる電話案内が始まりました
11月から、納期限までに市税の納付が確認できない方へ、050で始まる電話番号から自動音声、SMS(ショートメッセージ)による電話案内を実施します。
なお、すでに金融機関やコンビニなどで納付いただいた場合でも、伊那市で納付が確認できるまでには最長2週間程度かかるため、行き違いの発信となる場合がありますので、ご容赦ください。
送信内容 市税の納付に関するご案内
電話にでると、自動音声メッセージが流れますので、ガイダンスに従って操作をお願いします。
▽注意
この電話案内で次の案内をすることはありません。不審な電話やSMSを受け取った場合は、直ちに税務課に確認いただくか警察等へご相談ください。
・金融機関や郵便局の振込口座を案内すること。
・現金自動預払機(ATM)での払い込みを案内すること。
問合せ:収税係
問合せ:税務課
