くらし ツキノワグマに注意してください

春は行楽や山菜採りで山に出かける機会が多くなる季節です。
一方で、冬眠明けのツキノワグマがエサを探して活発に行動するため、クマと遭遇してしまう危険が高くなる時期でもあります。北信地域では、4月に入りツキノワグマによる人身被害も発生しており、クマの活動が始まっています。
クマによる人身被害を防ぐためにも、注意事項をご確認いただき、自分の身を守りましょう。

◆気を付けるポイント
▽必ずラジオや鈴などを身に付けましょう
入山する際や、山林の周辺で作業を行う場合は、ラジオや鈴などの音がでるものを必ず身に付け、人間が近くにいることをこちらから知らせましょう。

▽雨天時や降雨直後は入山を控えましょう
雨天時や降雨直後は、匂いや足音が薄れ、クマと遭遇する可能性が高くなります。

▽朝夕はクマの活動が活発になります
もし、入山する場合には十分に注意してください。また、山林周辺部で農作業を行う際にも注意が必要です。
また、山際にお住まいの方で、夜間に戸外に出る際には、建物の中から、物音をさせるなど、自分の存在をクマに知らせてから外に出ることも有効です。

◆もし近くでクマを見つけたら…
▽すぐ近くでクマと遭遇してしまったら、慌てずに静かに立ち止まり、背中を見せないようにゆっくり後ずさりして、その場を離れましょう。
絶対に背中を向けて走って逃げないでください。クマは逃走する対象を追いかける傾向があるため、かえって危険です。

問い合わせ先:農林課 耕地林務係
【電話】64-5898