くらし 地域おこし協力隊が行く! 2025.11 Vol.91

■新任の隊員を紹介します!
◇7月着任 掛川 礼央(かけがわ れお)隊員
7月から海野宿滞在型交流施設「うんのわ」を拠点に、海野宿の観光振興を任務に着任しました掛川と申します。実家が小諸市の北国街道沿いにあり、以前、軽井沢観光協会で観光業に携わる中で、景観や建物を守ることの大変さを実感しました。その後、神奈川県藤沢市へ転出しましたが、同じ北国街道にある海野宿の中の施設「うんのわ」のリニューアルに関わる地域おこし協力隊の募集を知り、挑戦したいと思い応募することを決めました。
今後は「うんのわ」を拠点に海野宿の魅力を情報発信し、イベント企画にも取り組んでいきたいと思っています。宿泊だけでなく、館内にはカフェレストランもありますので、ぜひお気軽にお越しください。

◇8月着任 山本 有紀(やまもと ゆき)隊員
8月から観光情報ステーションで勤務しています。東京都墨田区でシングルマザーをしながら会社員をしておりましたが、のびのびとした場所で子育てがしたいと考え、子どもとふたりで東御市へ移住しました。東京と変わらない日中の暑さに驚きつつも、日常の景色の中に山があることや、空が広いことに心が癒される毎日です。
育児をするようになってから「食」に関心を寄せるようになり、食の源である農業に触れる機会は大切だと感じています。地域おこし協力隊員としての任務は、高品質な農畜産物がある東御市の強みを活かしたグリーンツーリズムの充実と実際に体感してもらうことで、地域外の方に東御市の魅力を伝えることです。観光情報ステーションは田中駅構内にあります。是非お気軽にお立ち寄りください!

◇10月着任 橋本 茂樹(はしもと しげき)隊員
10月から農畜産物振興としてワインシティ推進支援を担当しています。皆さんよろしくお願いいたします。着任前までは東京で、ワインとは全く関係のない外資メーカーで営業やマーケティングを担当しておりました。ふとしたきっかけでワインを学びはじめることとなり、次第に深くはまっていく中で、その学んだ知識や経験・資格を活かして地域振興に携わる活動ができないかと考え始めたことが今回隊員に応募した理由です。
東御市はブドウの栽培地としての土壌、気候、地形などがワインの味わいや香りの個性に強く活きる特性があります。今後、生産者の方々や地域の皆さまと深く繋がりを持てるよう積極的に活動をし、『ワインシティ・とうみ』を広めていきたいと思います。

編集担当・地域づくり特任支援員 小林