子育て 共育の広場 1月号 Vol.82

■小海小学校 なかよし月間
11月は人権について考える「なかよし月間」でした。縦割り班で行う「ふれあい清掃」や姉妹学級で給食をいただく「なかよし給食」、全校で遊ぶ「ふれあい集会」や校長講話がありました。
校長講話では、「みんなちがってみんないい」をテーマとした話があり、その中でふれあい班ごとに集まってドラえもんの絵を一人ひとり描き、互いに見合う場面がありました。大きさの違うドラえもん、ポーズや表情が違うドラえもんなど、様々なドラえもんができました。そして描き上がったドラえもんを見合う子ども達からは自然に笑顔がこぼれていました。
最後にこのような話がありました。
「同じドラえもんでも人によって見え方が違い、人によって感じ方が違い、人によって表し方が違います。その違いを『楽しいな、おもしろいな、それもいいな』と思える事が、実は友だちとなかよくすることにつながっているのではないでしょうか。」
なかよし月間は終わりますが、互いに温かい言葉をかけ合ったり、相手のいいところを見つけたり、自分と違うところがあっても「それもいいね」と感じられる子ども達に成長していくよう、今後も支えていきたいと思います。

■小海中学校 3年生から2年生へ 生徒会選挙立会演説会、投票が行われました
新しい年を迎えました。3年生もあと2ヶ月と少しで卒業します。さみしさもありますが、中学校では現在3年生から2年生へと引き継ぎが行われています。中でも最も大きな引き継ぎが、生徒会の正副会長の引き継ぎでしょう。11月15日(金)に、生徒会選挙立会演説会と投票が行われました。会長候補2名、副会長候補4名による選挙となりましたが、どの候補者も実に立派で堂々とした演説でした。今年の立会演説会は、6名の候補者によるディスカッションが行われ、壇上で6名がお互いの公約に質問をして回答する形式で行われました。例えば「レクや対話活動を積極的に取り入れると言っていましたが班によっては消極的なグループもあると思います。どのように対応しますか?」とある候補者が質問し、された候補者は「その点は私も心配していました。同じ悩みを持っていてうれしいです。今のところグループ割りを工夫する対応策を考えています。」といったやりとりがどんどん行われていきました。その後の投票も整然と行われ、新しい正副生徒会長が決まりました。これからの新しい小海中がいかに成長していくのかとても楽しみです。

■今!小海高校 小海高校 3学年たき火レクリエーション
11月中旬、3年生がにわかに学校周辺の落ち葉清掃を始めました。本校ではこの数年、この時期に3年生が落ち葉清掃をし、それをたき火にするレクリエーションが恒例行事となっています。11月21日(木)午後、天気にもめぐまれて、無事に着火。もちろん、落ち葉の中には大量のサツマイモが入っています。そして、生徒たちの手には枝に刺されたマシュマロやソーセージが!気持ちの良い小春日和の空の下、学年の仲間で火を囲んで語りあいながら、アツアツの料理を食べ、おだやかな時間を過ごしました。
気がつけば、高校生活も残りわずかとなってきました。3年生は入学からこれまでの間、多くの方に支えられながら、新しいことに積極的にチャレンジし、主体的に考えて行動し、大きく成長をとげてきました。残された高校生活を後悔のないように全力で取り組み、さらに力を伸ばすとともに、よりよい自分の人生へと進路を進めていくことを願っています。
引き続き、地域の皆様のご支援のほど、よろしくお願いいたします。