子育て 共育の広場 4月号 Vol.85

■小海小学校 新たな一年のはじまり
4月4日(金)、長澤永子新校長の着任式で令和7年度の小海小学校がスタートしました。着任式後の1学期始業式では学校長より「『(1)自分の目標・めあてを決めて頑張ってみよう(2)自分を大切にできる人になろう』という二つの事を心がけてほしい」という話がありました。どんな自分になりたいのか、そのために何をどのように頑張っていきたいのかをはっきりさせることで、なりたい自分に一歩でも近づけるのではないでしょうか。続いて行われた入学式では、小池朗菅児童会長からの学校紹介や「学校に来たらまず元気な声であいさつをして、友だちとも仲よく遊びましょう。」の言葉を聞いた新1年生は「1年生になったら」の元気な歌声で応えていました。
これから始まる小学校生活に慣れ、学校長からのよいこの約束「『よ』く学び遊び」「自分や友だちの『い』のちを大切に」「正しく・美しい『こ』とばを使う」を大切に、楽しい毎日を過ごしてほしいと思います。
本年度も地域の皆様方には様々な場面でお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

■小海中学校 令和7年度組 合立小海中学校入学式
小海中学校では32名の新入生を迎え、4月4日に入学式を行いました。今年よりお迎えした市川公明校長先生より「人生の基礎となる中学生時代に、次のことを目指していってほしいと思います。それは『自立』です。先行き不透明な未来を生き抜くために、日頃から「気づき」「考え」「判断し」「行動する」ことを大事にしてください。そして、これまで知らなかった新しい自分を発見して、出会った仲間、先輩、先生や地域の方からもいっぱい吸収して、大きく成長していってください。」とお言葉がありました。さらに、在校生を代表して生徒会長の沼田虹希さんが「この小海中学校では、今まで感じることのできなかったような楽しいことや、ワクワクすることがたくさんあります。一方で、大変なことも沢山あります。そんな時は、周りの友達や先生を遠慮せず頼ってください。みなさんと過ごす日々を楽しみにしています。」と歓迎の言葉を述べました。
今年度は全校生徒103名でのスタートです。地域や保護者の皆様には様々な活動でお世話になります。よろしくお願いいたします。

■今!小海高校 令和7年度 入学式
4月5日(土)新たに47名の新入生を迎え、入学式が行われました。式では野村雅幸学校長より、ジョン・F・ケネディ大統領の「国があなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国のために何ができるかを問うのです」という有名な就任演説を引き合いに、「学校があなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが学校のために何ができるかを問うてほしい」と、これからの自主自律の高校生活に向けた指針を示して頂きました。新入生代表の渡邉公雅さんは「期待と不安に抱かれながら、勉学や部活動に励み、それぞれが自身の目標達成のための努力を重ねることで、「自分の想像する自分」になれるような高校生活にしたい」と意気込みを伝えてくれました。
高校生活の学びの場として、小海の地を選んできた新入生が、この地域をきっかけに社会とのつながりを意識し、将来の自分を見据えて地域の課題に一緒に向き合って学んでいけたらと考えております。これからの高校生活が未来の自分、未来の社会への一歩となるよう、地域の皆様の温かいご支援を賜りながら、成長していってほしいと願っています。よろしくお願いいたします。