くらし やすらぎ園だより No.220(1)

~理念~
誰もが皆、自分らしく生きる為に、支え合う地域づくりを目指します

■佐久大学生CBL(Community-Based Learning)実習の受け入れを行いました
8月28日、29日の2日間にわたり、佐久大学人間福祉学部にて社会福祉士を目指す2名とアシスタントとして1名の計3名の学生によるCBL実習が町内で行われました。
CBL実習では宿泊体験やフィールドワークを通して、地域の暮らしに触れ地域の社会的課題等への関心を高めることを目的としています。また、実習を通して自己課題を設定し、それに対する自己省察、自己評価を行うものです。
今年は、秩父事件についてお話を聞いたり、憩うまちこうみ事業の説明を受け松原湖周辺を探索したり、ワイン葡萄の作業を体験したり、地域のサロンに参加し住民と交流したり、およりなんし号に同行したりと多様な活動に参加させていただきました。学生も真剣に時に楽しく実習を行っており、小海町の魅力を存分に感じていただけたように感じます。
9月5日には実習の成果発表が行われ、「魅力的」「すみやすい町」「小海町でどのような活動が行われているのかわかった」などの感想と共に、課題として、空き家問題や孤立した高齢者への対応、若者向けの施設が少ないなどがあげられました。この実習を今後の学習に活かしてほしいと思います。

■令和7年度“希望の旅”のお知らせ
毎年社会福祉協議会では、障がいのために外出の機会が少ない方々を対象に、障がい者余暇活動支援事業を実施しております。
今年度は愛知県名古屋市への旅行を計画しましたので、ご参加お待ちしております。
期日:令和7年11月27日(木)~11月28日(金)
行き先:愛知県名古屋市方面
対象者:障がいをお持ちの方、そのご家族
参加費:13,000円程度予定
募集人数:20名(定員になり次第締め切ります)
詳しくは社会福祉協議会までお問い合わせください。【電話】92-4107

■令和7年度夏休み子どもキャンプを開催しました!
夏休みこどもキャンプを8月9日に開催し、17名の小学生が参加しました。
日本赤十字社長野県支部から指導講師、子育てサポート会員、奉仕団員の応援を得て開催いたしました。
午前中は小海町社会福祉協議会のやすらぎ園、宅老所なごみの施設見学、利用者との交流会、派遣指導講師のもと「おうちのキケン」「避難時の持ち物」について防災教育受けました。昼食は災害時の炊き出しに使うハイゼックスを使用したご飯を自分で準備し、食べました。
午後からは、魚のつかみ取りやバーベキューを行いました。
魚のつかみ取りでは、子どもたちの生きいきとした姿が見られ、更に子どもたちがつかみ取りした魚を焼いて食べたり、バーベキューをしたりと充実した時間を過ごしました。
最後に子どもたちは、指導者や職員等から指示を受けることなく、高学年のお友達は、低学年のお友達の面倒を進んでみてくれ、朝来た時よりも一回り大きく成長したのではないかと感じました。
この夏休みこどもキャンプを通じ、子どもたちが、この体験を生かし、防災・減災、そして福祉事業に興味を持ってもらえれば幸いです。

■長野県共同募金会「安心・安全なまちづくり」事業
今年度、赤い羽根共同募金の事業で、中村区は、災害時に避難所になる公民館へ発電機と担架2台。東馬流区では、救急時の初動対策として公民館へAED(自動体外式除細動器)を各区民の安心・安全を目的に設置しました。
令和8年度に本事業(助成金の上限20万円)を活用したい区は、11月20日までに小海町社会福祉協議会へ関係書類の提出が必要となります。

◇既に本事業を活用した、下記の地区は対象となりませんのでご理解をお願いします。
馬流区・土村区・八那池区・本間区・本間川区・本村区・中村区・東馬流区

お問い合わせ:小海町社会福祉協議会までお願いします。
【電話】92-4107