くらし やすらぎ園だより No.220(2)

■ボランティア通信 No.23
◇災害ボランティア講座を開催しました
7月13日、小海町総合センター多目的ホールにて、災害ボランティア講座を開催しました。講師にNPO法人日本トイレ研究所の島村允也氏をお招きし、近年日本各地で発生している地震や水害などの災害時のトイレの問題と対策について学びました。
皆さん、仮設トイレは何日で行き渡ると思いますか?早いところで3日以内、遅ければ1、2週間かかるそうです。令和6年の能登半島地震では仮設トイレが避難所に到着するまでに平均して4日~7日かかったそうです。トイレが使えないとなると、食べない飲まない傾向にあり体調を崩す方が多い。また、心理的負担により不和が起こる。などのさまざまな問題が生じるそうです。そこで、個人でできることとして携帯トイレを備えることが重要になるというお話がありました。携帯トイレは1日5回、最低3日分用意しておくといいそうです。そして備えるだけでなく、一度使ってみることが大事だそうです。改めて防災バックの中を確認してみてください。
講座には約60名の方にご参加いただきました。

〔感想〕
・携帯トイレは備えてあるが買って終わっていた、実際に使ってみようと思います。
・いつ起こるかわからない災害に携帯トイレを最低でも3日分準備しておきたい。
・トイレにいろいろな種類があり驚いた。仮設トイレはすぐに設置されると思い込んでいたが違うことを知り携帯トイレを備えようと思いました。
・大変参考になりました。地区で話し合いができたらと思います。
・こちらの地区では畑やら野原だらけなのでトイレについてあんまり考えたことなかった。トイレのことを考える良い機会となった。
・集団の場所では衛生が一番だと思いました。
・家族と災害時のトイレ対策について共有し、やるべきことを実践しようと思います。
ほか、皆さまから様々な感想や意見が寄せられました。大勢のご参加ありがとうございました。

◇「つながり隊」協力会員募集!
「つながり隊」は、住民参加型の有償在宅福祉サービスで、近年、全国各地で広がってきている有償ボランティアの一つです。つながり隊の協力会員が、自分のできることで、困っている方の手助けをしたいというボランティアの気持ち、「してあげる」ではなく「お互い様」の気持ちで支援し、それにより人と人、地域のつながりを作っていくことを目的としています。
自分の住んでいる地域の特徴や長所、問題点を知って、その中で関心のあること、やりたいことを活動にし、「周りの人も自分も幸せにする」決して無理はしない。そんな「つながり隊」の活動を、仲間とともにやってみませんか?興味、関心のある方は、社会福祉協議会(【電話】92-4107)までご連絡ください。

編集・発行:社会福祉法人 小海町社会福祉協議会
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