くらし ツキノワグマ被害対策について

◆ゾーニングを策定しました
昨年は下古田地区でツキノワグマによる人身被害が発生したほか、クマの目撃情報が例年以上に確認された1年でした。こうした背景もあり町では、人とクマが明確に棲み分けできる環境を整えるための「ゾーニング実施計画」を長野県の同意の上、6月に策定しました。天竜川以西を3つのエリアに分類し、各エリアの特性に合わせて管理・対策を講じていきます。

▽地域区分のイメージ図

◆通学路に安心をプラス 薮の刈り払いで見通し改善
ゾーニング策定作業と並行して、今年の5月に地元区役員や学校関係者ら30人余で安全点検を実施しました。
重点項目は子どもたちの通学路です。通学路両側の藪や雑草などの刈り払いを行い、見通しを良くすることでクマの早期発見が可能となり、通学中の子どもたちを含む住民の安全確保を目指します。安全点検の結果、刈り払いが必要な道路延長約3kmが抽出されました。地元区主体で行う刈り払い作業に対して町は補助金支援を行います。

◆電気柵設置の補助金ができました
クマが里に出てくる理由は、「食べ物を求めて」です。これを防ぐため、町ではりんご園やトウモロコシ畑などの農地を守るための「電気柵設置費」に対する補助金制度を整備しました。この補助金は、既に野生動物による農作物被害が発生している農地の耕作者に対して電気柵設置費用の1/2(上限50万円まで)を補助するものです。詳細は町ホームページをご覧ください。

◆鳥獣被害を未然に防ぐために
ここまでの取組みのほか、町では野生動物の通り道に設置した数基のセンサーカメラによる常時監視やクマ等の出没時には追い払い等の対策を行っています。
刈り払いなどにより「人と野生動物の生息域の境界線」を積極的に示していくことが鳥獣被害防止のために大切な行動になります。山や森林に入る場合は、鈴、笛、ラジオなど、音の出るものを身につけ、二人以上で行動するなどしてクマと遭遇しないために人の存在を知らせるように心掛けてください。引き続き、地域の皆様のご協力をお願い申し上げます。

問合せ:みどりの戦略課 森ビジョン推進係・農業振興係
【電話】0265-79-3170