- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県山形村
- 広報紙名 : 広報やまがた 令和7年3月号
この度、第46代山形村長に就任しました、百瀬繁寿です。村政を担う責任の重大さを痛感し、先人の皆さまが払ってきたご努力をこころに留め、身の引き締まる思いであります。
また先の村長選挙におきましては、無投票という形で信任されました事を忘れる事無く、謙虚な心を持ち全村民の奉仕者となって、山形村の発展と村民の皆さまの期待に応えられるよう全力で取り組んでまいります。
私は、小さな村の利点を活かした公共交通網を整備し、移動時間の短縮と利便性を向上させ、村民の皆さまが望む行政サービスを1時間以内に受けられる洗練された村づくりを実現するために、子育て環境の充実、地域包括ケアシステムの推進、施設の有効利用等を充実させて、住み慣れた環境で幸せに満ちた暮らしを送れる政策を進めていきたいと思います。
多様性が求められる時代が到来し、村民の皆さまが選択できる役務を提供できるようにまた、災害時の安全確保が保証できる全住民参加型の連絡区を提案し、話し合いを重ねて時代に合わせた地域づくりを進めていきたいと思います。
人口減少、少子高齢化の進行が加速する中、限られた財源での行政運営は困難を増して行きます。環境保全活動も、皆さまにその負担を分担して頂き持続可能な農村環境を維持し、子ども達の心に夢を育む悠久な自然を継続していきたいと思います。
私は行政経験がありませんが、そのことをプラスに捉え職員との話し合いを進めながら、新しい視点で、村民の皆さまと力を合わせてインテリジェンスに富んだ施策を提案して参ります。
課題は山積していますが、議会と協議しながら一つ一つ着実に解消して、次の世代へ引き継げるように、これからの4年間、村民の皆さまと丁寧に対話を重ねて、激変する新しい時代の行政運営に挑戦して行きたいと思いますので、村民の皆さまのご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、就任のあいさつとさせて頂きます。
百瀬 繁寿