くらし 地域おこし協力隊通信 Vol.95

(中央地区担当 山田 慎)

栄村で迎える二度目の冬。「昨年よりも雪が多い」というのが率直な印象です。雪かきをしても再び雪が降り、例年以上に降雪が続く日々。
栄村では、除雪作業を中心に冬の産業が動き、除雪隊の皆様のおかげで生活が成り立っていると改めて実感する毎日です。
集落の行事では、1月に道祖神が執り行われ、原稿を書いている現時点では未開催ながら、間もなくキャンドル祭りが開催されます。加えて、今冬は農林業経営体調査の統計調査員を拝命し、野田沢、程久保地区の対象となるお宅を一軒一軒訪問させていただきました。
おかげさまで、各ご家庭でお茶をご馳走になるなど、日頃なかなかお話する機会のない方々とも交流を深めることができ、大変貴重な経験となりました。
冬は集まって交流する機会が限られますが、個人的には実りある冬となりました。
冬の峠を越え、はたして近々、春の足音が近づいてくるのでしょうか。
ふと気づけば、野田沢集落でも農作業の準備が始まり、新たな季節の到来を感じることになるのではないでしょうか。
これから本格化する2025年の栄村での一年が、今から楽しみでなりません。