- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県栄村
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年11月号
(中央地区担当 山田 慎)
だんだんと朝晩の冷え込みが厳しくなり、秋の深まりを感じる今日この頃です。広報をご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏も、農業活動に深く関わらせていただきました。8月には、例年通り「さかえむらトマトジュース」用のトマトもぎのお手伝いをしました。そして、9月から10月初旬にかけては、これも毎年恒例の稲刈りのお手伝いをしました。
コンバインのエンジン音とともに、今年も無事に稲刈りが終わると「今年も終わりにさしかかってきたな」と感じます。今年の、雨が少なく猛暑に見舞われたこの夏の活動を通じて、気候が田畑の様子や作物の出来に大きく影響することを改めて実感しました。また、普段なかなかお会いできない方々とも交流できる地域行事の貴重さも改めて感じました。
さて、地域おこし協力隊としての任期も、残すところ半年余りとなりました。
任期終了後も、この栄村で生活を続け、農業や地域貢献活動に、より積極的に取り組んでいくことが目標です。作物を育て、特に雪深い冬を越すこの地での自立した生活には、現実的に資金が必要となるため、しっかりと向き合わなければなりません。今後は、村に継続して貢献するためにも、この資金をどうやりくりし、「生業」を確立していくかが重要だと感じています。
いよいよ本格的な冬が近づいてきましたが、これからも地域の方々とのご縁と活動を大切にしながら、自立と栄村への貢献を目指して活動していきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
